一ノ倉エコハイキング。
晩秋のみなかみ。
秋といえば、ハイキング・トレッキングの季節です。
みなかみ町でやっている一ノ倉エコハイキングも、11月に入るとそろそろ大詰めです。
雪渓の無い一ノ倉。
記録的な雪不足で、今年は万年雪になりませんでした。
何十年か前にも雪渓が消えた年はあったそうですが、その時はそれでもどこからから雪解け水が流れて岩壁が濡れていたそうです。
ところが今年はカラカラに乾いていて、こんな一ノ倉はもう見れないだろうと言われてます。
11月初旬の紅葉の状態。
ちょうどトレッキングルート沿いの森がピークです。
町の紅葉情報で「一ノ倉、終わり」と出ていたそうですが・・・
確かに一ノ倉の山頂や岩壁は終わってますが、当のハイキングルート沿いがピークなのだから、終わりと表現してしまうのはちょっともったいないですね。
お客さんにシャッターを押してもらい、久しぶりにガイドプロフィール写真を更新しようかと思います。
チベットの人みたいとか言われました。
お客さんがわりと軽装で着てるのに、ガイドさんがこの重装備!
それだけ寒いんです、秋の一ノ倉。
そんな寒い中、季節を間違えて咲いてしまったエゾアジサイ。
こちらは何かの動物のうんち。
よく見ると輪ゴムが入っています。
お弁当の包みを止める輪ゴムを飛ばすと、こういうことになります。
春の名残、エゾハルゼミの抜け殻。
秋の季節が足早に通り過ぎて、一気に冬の足音です。
この後は、グリーンシーズンの山ガイドの仕事はあまりなくなるので、スノーシューの季節を待ちます。
2016年11月初旬。