巻機山ガイド。
井戸尾根から。

百名山のガイドが6日ほど続いた後、今度は別のお客さんの案内で巻機山へ。
連続で9日間になるので、そろそろ終盤です。
会津からここへの移動が大変でした。

巻機から馬蹄のジャンクションピークへ続く稜線に滝雲。

八合目からニセ巻機へと上がるところで見える「マ」の字。
マキハタのマでしょうか。
どこかにキとハとタが無いか、探してみたいですね。

越後三山。
八海山と越後駒ヶ岳、中ノ岳。

東側には尾瀬の至仏山とその奥に日光白根山。

御機屋から最高点へと続く稜線。
まるでチングルマのように小さいのはツツジの仲間。
ハイマツはミニ盆栽のように小型化して、笹はまるで山野草のように短くなっています。
日本海からの冬の強風のせいでしょうか。
標高1900ちょっとの山なのに、厳しい環境なのが伺えます。

妙高は割と早いうちから見えてたのですが、雲の中に隠れていた左手奥の北アルプスが段々と見えてきました。
でもまだ雲の中からちょぼちょぼと頭を出している程度。

これ以上標高を下げるともう北アルプスは見えなくなるかな?という辺りで、雲の中から山容を見せてくれる北アルプス。
雪倉から白馬三山、天狗の頭から不帰キレット、唐松、五竜にギリギリ見えてる鹿島槍。

ニセマキハタから下っている最中に、谷川岳と主脈の稜線。

アカモノの花が咲いてました。

標高を下げると、やっと分かる「上越のマッターホルン」大源太。
もっと上からも見えてるんですが、標高が低いので奥の山肌に溶け込んでしまっててお客さんに説明しづらいんですよね。
こうやって空にそびえるようになると、凄く簡単に場所を説明できます。
2016年10月11日。