首都圏日帰り可能の水上町。
群馬県というと、どの辺りにあるのかピンと来ない人も多いと思いますが、関東のはしっこです。
水上町は、その群馬県の北部にあります。
月夜野、新治村、水上が合併して「みなかみ町」になりました。
東京駅から新幹線で1時間半くらい、自動車なら練馬インターチェンジから2時間弱の距離です。
関東と隣接する県から日帰りでスノーシューも可能です。
関東首都圏の水がめ
ここ水上(みなかみ)町は関東地方の水源地にもなっている、利根川の源流地帯です。
沢山の湖があり、都心部の水道や電力を支えています。
この豊かな水源を作り出しているのが、みなかみ町を囲んでいる山と森、そして冬に降り積もる雪です。
地元の人にとっては冬の生活を不便にする雪ですが、この大雪のおかげでスノーシューで遊ぶことができます。
水上町は谷川岳や尾瀬、武尊山など名峰に囲まれて、その大きな山々の麓には小さいけれども自然豊かな里山があります。
落葉広葉樹の多い里山。天然のダムとして水を蓄えたり、豊かな植生は鳥や動物達の生活の場にもなります。
自然が豊かだからスノーシューで歩いていても、いろいろと楽しめます。
スノーシューコースとしては東京や埼玉、千葉、茨城、栃木、新潟、神奈川横浜辺りからは日帰りも可能な近さです。
群馬県三大温泉の水上町
コースに使う里山の標高はそれほど高くなくて、1.000メートル以下がほとんど。
標高も低いし、緯度もそれほど北に行くわけではないので、スノーシューができる観光地としては、気温はわりと暖かい方です。
小さなお子様連れのプランなども多いのはそのおかげかもしれません。
でも、いくら『わりと暖かい』と言っても、東京に比べれば絶対に寒いので、水上町に来るときはちゃんと暖かい服装で着てくださいね。
そして、水上町のもうひとつの名物と言えば・・・温泉です。
「水上温泉」という名前で覚えている人も多いと思います。
群馬県の三大温泉の三番目です。
草津温泉・伊香保温泉には、だいぶ離された三番目ですが、森の豊かさとか気温がそれほど下がらないのとで、スノーシューのコースとしては、こっちの方がちょっと有名になってます。
東京近辺からの日帰りも可能ですし、宿も沢山あるのでゆっくり泊まっていくこともできます。
もし良かったら、冬の思い出作りに出かけてきてください。