まじめな、スノーシューガイドです。
スノーシューというのは、雪の中を楽しくハイキングするレジャーです。
雪の上のフワフワとした感触を楽しんだり、景色を眺めたり、雪の上で寝転がってみたり、坂道をお尻で滑ってみたり・・・そういった遊びだけでも色々と楽しめます。
もちろん、お客さんに楽しんでもらうことが第一ですので、そういった遊びはツアー中にどんどん取り入れていきます。
でも、せっかく大自然の中を散策するんですから、それだけじゃもったいないですよね。
スノーシューツアーというのは、ただ単に雪の中を目的地まで歩いて帰ってくるトレッキングではありません。
一見何も無いように見える静かな雪の森で、鳥や動物、樹木達のフィールドサインを探して楽しむのがポイントです。
私がお客さんを案内する時の特徴は、そういったフィールドサインを見つけながらのんびり歩くことです。
他のツアーに比べると進みもちょっと遅い方です。
もし、『先を急いでとにかく沢山歩きたい』というかたは、もしかしたら私のツアーだとちょっと物足りないかもしれません。
スノーシューガイドは大きく分けて2種類あります。
一つはレジャー系ガイド、雪を使って遊ぶレジャースポーツ系です。
もう一つは自然観察の知識を中心としたネイチャー系のガイド、私のツアーはこちらになります。
もちろん、両者は完全に別ではなくてある程度は共通しています。
私も、親子連れのお客さんをガイドする時はソリ遊びや雪遊びの割合などを多くします。
ですが、雪遊びだけで終わらせるというガイドはしたくありませんし、ある程度自然の解説や体験をしてもらいたいと思いガイドしています。
せっかく自然豊かな里山を歩くんですから、のんびりとリフレッシュしながら、少しでも山や川、森に親しんで帰っていただければと思います。
雪合戦やソリなどの雪遊びを中心に遊びたい方や、雪山登山などのように、とにかく先を目指して長距離を歩きたい方達にとってはハッピーアウトドアのツアーは適していないと思います。
水上町にはラフティングのようなリゾートレジャー系のアウトドア・スポーツ会社が沢山ありますから、雪遊びを中心としたレジャー的なスノーシューツアーをご希望の方は、そちらにご参加していただくのがいいと思います。
ハッピースノーシューのガイドの特徴。
・シーズン通して登山のガイドなどをしているので、登山や雪山に関する技術や知識を知りたいお客様にも対応できます。
年季の入ったマイスノーシュー持参で、10年以上毎年どこかにスノーシューに行っているという年配のご夫婦に「こんなにスノーシューのことを色々教えて貰ったのは初めてです」と言われたことがあります。
我ながら、説明するのは上手かなと思っています。
*スノーシューガイドと言うのはちょっと特殊な面も有り、登山をしない人が雪の時期だけスノーシューコースを案内するだけの人も居ます。
もちろん彼らもスノーシューコースのガイドはきっと楽しくしてくれると思いますが、登山や雪山の技術の話はあまり無いことも多いと思います。
・森や動物など、自然の解説が豊富です。
緑の時期には、みなかみ町のエコツーリズムのガイドや尾瀬の認定ガイドなどもしています。
ガイド仲間の中でも、自然解説の知識や説明が豊富だと言われています。
・説明が分かりやすいです。
山岳ガイドをしている人の中には、説明がぶっきらぼうで一般の人に分かりづらかったりすることもあります。
また自然解説ガイドの人は話が重厚で、初心者のかたには中々難解な説明だったりすることもあります。
私はお勉強が出来るタイプの人間ではないので、そんな難しい話しかたはしません。相手に伝わり易く・理解しやすくお話ししています。
また、同じ内容の自然解説をするのでも話が面白い(興味をもたせてもらえる)と良く言われます。
・少人数を対象にしたガイドをしています。
もちろん、団体さんから依頼を受ければ大人数のガイドもしますが、通常はコンパクトなガイドツアーをしています。
一度に案内する人数も少ないので、例えばこんな吹雪の日でも…
休憩や食事の時など、簡易テントを張って休むことが出来ます。
これが無ければ寒い日にゆっくり休憩も出来ませんが、薄い簡易テント一枚張っただけでも、吹雪の日でも余裕の笑顔で休憩が出来ます。
これも、少人数対象のガイドならではの利点だと思い、お客様の数が少ないことを誇りに思ってガイドしています。
上記が私のガイドの良い点ですが、以下に欠点を挙げておきます。
・イケメンではありません。
レジャー系のアウトドア会社だと若くイケメンなお兄さんが多いので、そういうものだと思ってるお客様もいるかも知れませんが、これは期待しないでください。
・世間話はあまりできません。
テレビも限られた番組しか見ないので、ドラマの話とか芸能界のゴシップとかスポーツの話などがあまりできません。
ガイドさんによっては、そういう話題で一日面白おかしく過ごさせてくれる人も居るのですが、私はそういう話題の懐はあまり深くありません。
私が面白おかしく話すことができるは、森とか山とか動物の話とかです。
ハッピーアウトドア 松田(まっちゃん)プロフィール