水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

8月の一ノ倉沢ルート

8月の一ノ倉沢トレッキング。


8月9日。

一ノ倉トレッキングルート自然観察会。

水上町山岳ガイド

谷川岳エコツーリズム推進協議会の、インタープリター候補者向けの自然観察会。

今回は一ノ倉沢へのトレッキングルート。

車両規制の期間を増やして、トレッキングコースとして活用してくみたいです。

講師は水上町山岳ガイド協会の中島先生と阿部先生。

 

山岳資料館の前から国道291を歩いていく。

リョウブ

リョウブ:リョウブ科リョウブ属。

花の少ない時期ですが、これは真夏に咲く花なので見られます。

明るい場所に生える木なので、ブナ林に入る前の道路部分などに咲いてます。


ホツツジ

ホツツジ:ツツジ科ホツツジ属。

これもブナ林に入る前の日当たりのいい場所に多い花。

日本固有種。結構強い有毒植物です。

 

日当たりのいい斜面から、ブナ林下に移動。

ヤマジノホトトギス

ヤマジノホトトギス:ユリ科ホトトギス属。

樹林の下に咲く花に切り替わっていきます。

 

イガホオズキ

イガホオズキ:ナス科 イガホオズキ属。

の実が成ってました。

 

ミヤマハハソ

ミヤマハハソ:アワブキ科 アワブキ属。

こちらも実がなっていました。

 

クサアジアイ

クサアジサイ:ユキノシタ科クサアジサイ属。

名前の通り草本です。

アジサイに似た多年草。

夏に咲く花なので、この時期によく見られます。

 

ブナ

上を見上げると、ブナの樹が覆っています。

樹林下に生育するような対陰性の強い花が多くなるものうなずけます。

 

ソバナ

ソバナ:キキョウ科ツリガネニンジン属。

こちらは林縁や沢沿いに多い花。

ブナ林下と言っても、道路沿いなのでちょっと日当たりのいい所ではこう言った花も咲きます。

 

クサアジサイ群生

岩穴沢の辺りでクサアジサイの群生。

既に花期が終わってい装飾花が緑になっているエゾアジサイも混ざっています。

 

オオモミジハグマ

オオモミジハグマ:キク科モミジハグマ属。

林床に生育する花。

まだツボミですね。

花が咲くと、名前の由来になっているハグマ(ヤクの尾の毛)に似るそうです。

 

ミヤマイラクサ

ミヤマイラクサ:イラクサ科ムカゴイラクサ属。

薄暗い斜面を好む花。

新芽は非常に美味しい山菜ですし、花も白く綺麗ですが、写真をアップで見ると分かりますがトゲトゲです。

ただのトゲならまだいいのですが、トゲが皮膚に刺さって折れる際に毒が出ます。

非常にイライラする痛さです。

蕁麻と呼ばれるだけはあります。

 

ミズタマソウ

ミズタマソウ:アカバナ科ミズタマソウ属 。

ほとんど果実になってました。

球形の果実に毛が密生してる様を水玉に見立てて名前が付いたそうなので、この状態こそミズタマソウと分かりやすいです。

 

アマチャヅル

アマチャヅル:ウリ科アマチャヅル属。

一時期、アマチャヅル茶とかで流行って、今でも販売品を見かけます。

けど、あまりお茶として利用されてきた植物はないらしいです。

去痰などの薬用に利用されてきたそうですが、有効成分のサポニンは毒にもなる強いアクだったりします。

 

サワオトギリ

サワオトギリ:オトギリソウ科オトギリソウ属。

 

マチガ沢に近づき、日射が当たる箇所へ到着。

クマシデ

クマシデ:カバノキ科クマシデ属。

果穂がだいぶ出来上がってました。

 

ノリウツギ

ノリウツギ:ユキノシタ科アジサイ属。

アジサイの仲間では、かなり遅めに真夏に盛りが来きます。

 

クロウメモドキ

クロウメモドキ:クロウメモドキ科 クロウメモドキ属。

熟す前の緑の状態の実がなってます。

熟すと青黒く美味しそうに見えますが毒草だったりします(果実、全草)。

薬用してかなり強めの下剤にもなるそうですが、毒と薬は紙一重です。

マチガサワ

マチガサワに到着。

 

ジョウシュウオニアザミ

ジョウシュウオニアザミ:キク科 アザミ属

 

一ノ倉沢へのルートに入って、再び樹林下の道へ。

ツルリンドウ

ツルリンドウ:リンドウ科ツルリンドウ属。

やや明るめの林下に生育するので、道沿いの斜面は滑降の繁殖場所なんでしょう。

登山道などでも良く見かけます。

 

オオカニコウモリ

オオカニコウモリ:キク科 コウモリソウ属。

上州近辺では、ブナ林下に定番の草本です。

 

一ノ倉沢

一ノ倉沢に到着。

8月でもこれだけ雪が残っています。

 

カエデドコロ

カエデドコロ:ヤマノイモ科 ヤマノイモ属。

実が成ってますが、同じ属の仲間のヤマノイモとそっくりです。

葉っぱにカエデのような切れ込みがあるのでこの時期は区別がつきますが、冬に茎と実だけ見たら分からなさそう。

カエデドコロが食用可とも毒性とも明記されてる文献が無いので気になって調べてみました。

根茎にステロイド配糖体のジオスシン(溶血作用があり,摂取すると嘔吐などの症状)を含むそうです。

 

しっかり区別をつけた方が良さそうです。

採取の時期は秋、冬になるので葉や花で区別がつけられません。

ヤマノイモ:対生

カエデドコロやオニドコロ:互生

カエデドコロ:実が少し長い

オニドコロ:実がだいぶ長い

辺りでしょうか。

オニドコロなどは実が苦く毒性もありますが、昔の人は丹念にあく抜きをして食用にしてました。

そのまま食べられるヤマノイモに比べれば劣るのでしょうが、貴重な食料源だったのでしょう。

カエデドコロはどうなんだろう?食べてた地域とかあるんでしょうかね。

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