谷川岳縦走。
天神尾根~平元新道。
谷川連峰、オキトマ両ミミから平標への縦走。
天神尾根からスタート。
ツツジやナナカマド類の紅葉が良いタイミングです。
ガスガスでしたが、待っていれば視界が開けそうだったので、オキノミミまで行ってお弁当を食べながら休憩。
狙い通り、視界が取れてきました。
肩の小屋泊で時間に余裕が有るので奥の院まで行って見ました。
超ミニサイズのナナカマドの紅葉。
ミネウスユキソウ。
タカネバラの実。
ブロッケン現象に遭遇!
太陽と反対側の谷底にガス。
まさに条件ぴったりでした。
オキからトマへと戻り、山小屋へチェックイン。
その間は更に天気が良くなりましたが、程なくしてガスガス。
丁度良い時間に散策できたものです。
山小屋の中で休んでいたら、突如ガスが晴れて、滝雲が出現。
綺麗に流れ落ちて、まさに滝雲・・・と写真を撮ろうとしたら反対側の斜面から風が吹き上がって滝雲を押し戻してしまいました。残念。
ガスの中、平標山を目指して出発。
ガスと風が結構厳しいですが、皆さん元気に歩いてくれてます。
アカモノの花が咲いてました。
ハクサンイチゲも。
両方とも夏の花ですが、秋のお天気が良い時に間違えて咲いたりします。
ジョウシュウオニアザミ。
これは夏の後半に咲いているので、秋に花が残っていてもそれほどおかしくないのですが、
花が新鮮すぎるから最近咲いたものかな?
風が強いのですが、時々風のおかげで風景が見えます。
10数キロの縦走の間、何も見えないと退屈でしょうがないですが、時折見える絶景でテンションが復活します。
日本海側と太平洋側を分ける山脈なのですが、右が新潟で左が群馬。
縦走路、まだまだ序盤
大障子避難小屋。
ハクサンフウロも、季節はずれで咲いてました。
縦走路の後半。
後半戦の最大のキツイ箇所はエビス大黒ノ頭の登りなんですが・・・「前に見えてる小ピークは違いますよ、エビス大黒はあんなに低くないですからね、もっと奥ですよ」と、ガッカリさせない為に何度も念を押しながら歩いているのに、
いざ近づいてから「ええっ!?これエビス大黒ノ頭じゃなかったんですか!?」とガッカリするお客さん達。
エビス大黒の頭の手前に有るV字の岩。奥に赤谷川源流が見えてます。
平標山頂。
後は山の家まで下るだけ。
まあその下りが膝に来てきついんですけど。
山小屋で一泊した後、元橋に下山。
最後は2時間程度歩くだけの日なのですが、そんな日に限って晴天でした。
下山後、秘湯の宿の貝掛温泉で入浴と食事。
凄いよい温泉でした。
休憩。
お蕎麦の盛り合わせセット。
入浴後は、「国境の長いトンネル」を越えて水上町の土合駅に帰ってきました。
2018年10月9日、10日、11日 谷川岳主脈稜線縦走。