谷川岳一ノ倉。
一ノ倉のトレッキングコースを歩いてきました。
マチガサワ。雨がパラパラ降っています。
昨日の雨で、沢の水が道路上にも流れてます。
湯檜曽川水量3.41メートル。
沢の水量と、まるっきりイコールということはないですけど、沢の増水具合を計る参考にはなります。
一ノ倉沢。
雪渓が残ります。
今年は積雪はそれほど多くなかったんですが、雪どけ時期が寒かったのでだいぶ残りました。
ミズキの花。
里のほうでは数週間前に散って、これからクマノミズキが咲こうという頃ですが、この辺りではミズキが咲き始め。
一ノ倉沢を越えて、車両止めの道を入っていくとブナ林。
ギンリョウソウがお祭り状態でした。
尾瀬と違って近い位置で自由に見れるからいいですね。
ヤマツツジ。
ブナ林床に細々と咲いてるから他の種類かと思ってしまいました。
結構色んなとこに生えるものですね。
R291の自動車通行止め部分。
車が通らないから落ち着いて歩けます。
タニウツギ。
この辺ではもう終わったかと思ったら、一箇所だけ残ってました。
幽ノ沢まで行って折り返し。
幽ノ沢の橋は狭い分、水流が他より強くて、ここでは足がちょっとだけ濡れてしまいました。
ウワバミソウ(イラクサ科)。
ヘビが出そうなジメジメしたところに生えます。
日本昔話に出てきたようなウワバミの消化を助けるような働きは無いと思います。
桑の実が赤くなってきました。
もうちょっとして黒くなったら食べごろですね。
一ノ倉沢新道に掛けられた橋。
この橋のおかげで、この位の水量なら渡れるようになりました。
一ノ倉沢の中洲にヤグルマソウ。
一ノ倉沢の中洲から、橋が掛けられてない方の渡渉部分。
これ位なら岩の上で渡っていけますが、お客さんにこれをやれというのはちょっと無理があるかな?
こっちにも橋かかりませんかね。
アバランチシュートの辺りで晴れてきました。
エンレイソウの実がいい感じで熟してきました。
食べられるなんて話も聞きましたが、どうやって食べるんでしょうか。
みなかみ町の人は食べる習慣が無いので、いまひとつ謎。
オオナルコユリ。
こっちは文句無く食べられますが。
ブナの大木。
雨上がりの晴れ間のブナ林って、生き生きした感じでいいですね。
一ノ倉の駐車場に戻ってきました。
白髪門が晴れ間と雲でいい感じをかもし出してます。
この一ノ倉のトレッキングコース。
歩くのもそれほどきつくないし、景色や植物、歴史など色々解説ポイントが多いので結構優れものじゃないかと思います。