谷川連峰仙ノ倉岳。
12月13日の様子です。(2009/12/13)
谷川岳山頂よりも高い、標高2026m。
谷川連峰の最高峰です。
この仙ノ倉岳の稜線を北限にして、その裾野から伸びてくる地域に旧新治村があります。
この村の主峰と言った感じなんですが、実はあまり村人からは馴染まれてなかったり?します。
物語や歌などにもほとんど出てきません。
三国山なんかはよく出てきます。
越後とのつながりの三国街道や、生活基盤の里山としてのなじみが深いせいでしょうか。
と、そんなことを考えながら赤谷プロジェクト地域協議会の意見交換会に参加してきました。
赤谷プロジェクトとは、この新治の赤谷湖から谷川連峰にかけての国有林を自然の姿に戻そう、という取り組みです。
先日は、魚類や水生昆虫の為に治山ダムの撤去を全国初で行ったということで新聞とかにも載ってました。
私自身は赤谷プロジェクトに直接参加してるわけではありませんが、地元の住人の意見を取り入れたいということで、
地元で森に関わる生活や活動をしている人間として意見交換会に参加してきました。
この赤谷の森の北限が、仙ノ倉の稜線です。
私もこういう説明が無いと、新治村=赤谷=仙ノ倉、という流れがあまり頭に意識されてません。
仙ノ倉が村民の間であまり馴染みが無いのも仕方ないのかな。
ところでこの仙ノ倉岳、谷川連峰で最も標高が高い割には、今年はいまいち雪がありません。
昨年の11月後半よりも黒い部分が多いです。
このままでスノーシューツアーは大丈夫かな?と心配になりますが・・・
天気予報は、今夜からしばらく連続で雪。
これでなんとか20日過ぎくらいには開催できることでしょう。