ムササビ探して神社巡り
2012年11月日。
今日は水上町のエコツーリズム推進協議会で神社めぐりをしました
別に参拝というわけではなく、ムササビの生息状況の下調べです。
古い板張りの木造家屋に空いてるこの穴。
ムササビが巣にする為に空けたものです。
今はこんな板張りの古い建物は見なくなりましたが、神社だけはこういう形で残っているので、ムササビの恰好の棲みかになってます。
みなかみ町には各地区ごとにそれぞれ神社が残ってるので、あちこちにあるからチェックして回るのも大変です。
明るいうちに色々見て回って、ムササビの活動時間の夜になるのを待ちます。
中には神主さんが凄い協力的なところもあって、エコツーリズムに取り組んでいただけそうな神社も。
建物すぐ横が道路で、境内がゴミ収集ポイントになってるような神社にも巣穴が。
人を利用して猛禽類など天敵から逃れてるので、割と人に対する警戒心は薄いです。
かといって、脅かさないように配慮はしないといけませんから観察も難しいです。
だいぶ暗くなってきました。
日没後の30分経過で飛び立つので、待つほうも忍耐が必要になります。
この日は、巣穴から顔を出すのまでは確認。
しかし、建物のあちこちに出入り口があるので、飛び出すところを確認するには人手も機材も足りないので断念。
今後、丹念に調べていくとなると、相当の時間と労力が必要になりますね。