鎌倉出張。
2012年12月12日。
鎌倉へ。
名物しらす丼を食べてさらにぬれせんべい。
普段は、よほど体を動かした時以外は炭水化物は控えめな食事をしてるので、そんな食べ方はしないんですが・・・
せっかくなので名物を食べ歩き。
人力車夫さんにお願いしてポーズをとってもらう。
もう完全に観光気分です。
鶴岡八幡宮。
と、観光に来たわけではなくて・・・
今日の目的地、鎌倉のパタゴニア店。
夕方6時からの用事なのに、観光がてら早めに到着したために時間をもてあます。
というわけで鎌倉散歩。
歩道の上に見慣れぬ爬虫類。
頭の中で知識としては知っていたものの、10数秒間それが結びつきませんでした。
ヤモリの実物、生まれて初めて見たんです。
この後、パタゴニアにてそのことを皆に話したら「見たことがなかったてウソでしょー?」とびっくりされてしまいましたが、群馬県北部ではヤモリは生息してません。
中央部でも怪しいです。たぶん埼玉県境の近辺なら居てもおかしくない感じ?
もし水上町でヤモリが生息しはじめたら、地球温暖化がいよいよ進んだということになります。
いまのところはまだ大丈夫。
子供達の自然体験の講師とかをしていると、最近の子供はインターネットで色々な情報を調べるので、非常に物知りでびっくりします。
が、知識として知ってるだけなので山や川に来ていざ実物を見たときに、それが分からなかったりします。
ネットで写真や説明を見て知っているだけで、実物を見た時にそれと結びつかないんですね。
イメージしていた大きさと違ったり、動きが想像と違っていたり、わずかな個体差の色合いの違いで惑わされたりとか。
いつもはそういうことを説明して教える立場なのに、今回まさに自分がそれでした。
やっぱり体験って大事ですね。
海を見ると思わずウキウキしてしまう海無し県人。
いよいよ時間つぶしに困ってきたので夕方まで浜辺で昼寝。
(名所めぐりとか10分で飽きてしまいました)
もう一つ興味を引いたこと。
以前、テレビで放送していた「鎌倉にトンビが増殖」。
まさにカラス並みに居ますね。
屋外でお弁当やハンバーガーなどを食べていると、トンビにかっさらわれてしまうとか。
これが普通の場所だと、その後カラスに横取りされてしまうトンビですが、海辺の町では海風の上昇気流を利用してなんとかカラスに勝つことができるらしいです。
今日一番びっくりしたこと。
街路樹にヤドリギ。
これも後で聞いたら、街路樹や屋敷林などに普通にあるらしいですね。
私の家の辺りでは、少なくとも庭木や街路樹などにヤドリギが付着してるのはまず見ません。
みなかみ町で、役場や駅があるような近辺では、無いとは言いませんが探すのが非常に難しい。
標高の高いところに行って、目に付くようになります。
海辺だし、山とは種類が違うんでしょうが、新鮮な風景でした。
やっぱり普段行かない他の地域での体験も必要ですね。
街路樹や公園の木々だって、立派な自然体験です。
そんなこんなで暇をつぶして、やっと目的の時間に。
渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える代表の、田口さんの説明会。
治山ダムの撤去と渓流環境を考える、という内容でした。
物凄く為になるお話しでした。
その後、交流会。
ガイドをやるようになってからお酒は殆ど飲まないんですが、年に2~3回しか飲まないうちの一回をここで使いました。
最後に、パタゴニアが来年から売り出すサーモン・ジャーキーだそうです。