山のファーストエイド講習。
2013年12月14~15日。
日本山岳ガイド協会の救急救命講習の為に神戸に行ってきました。
この一月前に静岡の朝霧高原でも開催されたのですが、そちらは都合が合わなくて出れず。
次の機会は更に九州と遠くなってしまうので、今回の神戸会場にて申し込み。
海の向うに淡路島。
海無し群馬県の人間なので、海の近くに行くだけでテンション上がります。
関東圏から参加してる人は私以外には一名のみ(当たり前ですね)。
通常の赤十字などの講習と違い、救急車は来ない、レスキュー隊の到着に時間がかかる、などの登山特有のシチュエーションでの講習。
山岳ガイド協会員が受ける義務を負う講習会で、私は再来年の春までに受ければよいので本当は来年の秋に関東で開催されるのを待っても良かったのですが、
こういうのは早めに受けておくほうがよいと考えて物凄く遠いけど神戸会場で申し込み。
私はお客さんに怪我をさせた事がないので、不測の事態が起きた時にどれだけ的確に対処できるか自分でも未知数な為、こういう講習会に参加しすぎなんじゃないかというくらいに参加してます。
ベテランの講師の人達が口を揃えて言うのは「自分のお客さんが怪我をした時は、通りがかりのケースと違って凄く焦る。」
私も転んで骨折した人や、夏に熱中症で倒れている人などにファーストエイドを施したことはありますが、全部通りがかりの第三者として関わった為、驚くほど冷静に対処できました。
自分のお客さんの怪我も無いわけではないのですが・・・と思い返してみると
・落ちてた木の実(オニグルミ)を拾って皮を剥こうとして爪を怪我した。
・木製のベンチに手を置いて、トゲを刺した。
・登山靴の紐を縛ろうとして何故か指を切った(ツアー参加申し込み前)。
・スノーシューで足を捻った(腫れ上がったりせずに、痛いけどびっこも引かずに普通に歩けた)。
うぅん・・・冷静に対処できて当たり前のケースばかりです。
きっと、初めて自分のお客さんが怪我をした時はもっと心臓がドキドキして焦るんでしょうね。
そういうことがないように、研修会に参加して努力しています。
会場が明石の近くだったので、帰りに明石焼きを食べてきました。
目からウロコが落ちるくらい美味しかったです。