山の日イベント(プレプレ)。
2014年8月11日。
山の日の制定を記念して、谷川岳を擁する水上町でもイベントが開かれました。
再来年からの施行なので、プレイベントならぬプレプレイベントです。
今回は水上町としての記念式典的な意味合いが強いらしく、一般参加者は少なめみたいでした。
一ノ倉電気バスの命名式も。
地元の子供達から募集して、いっちゃん、くらちゃん、と名づけられました。
私の出番は、希望者を連れての谷川岳ガイド。
途中、一時的に強い雨も来たりしましたが、概ね登りやすいコンディション。
ガスで眺望は望めませんでしたが。
山頂までガスったまま。
ただ、上空の雲が薄くなってきている感じがしたので、
「こんな日はガスが切れたら雲海が見れる可能性があります。でも風が強いから流されてくるガスが邪魔するかも。あと、雲海は短時間でちぎれて小さくなることが多いです」とお客さんに説明。
気象が変わりやすい谷川岳はガスが途切れたと思ったらまたすぐ覆われたりしますし。
標高が低い為に雲海も薄いので、ちょっと時間が経つと千切れてしまって雲海と言うよりは量が多い雲って感じになってしまいます。
肩ノ小屋まで下りてお昼を食べていたら、ガスの切れ間が。
万太郎谷に雲海。
いつも予測どおりの現象が起きるとは限りませんが、お客さんに説明した通りになると嬉しいですね。
慌ててカメラを取り出すお客さん達でしたが、この綺麗な状態だったのはほんの数十秒。
箸を置いてカメラを取り出して、撮影しやすい場所まで移動・・・の動作が遅かった人は間に合わず残念でした。
また直ぐにガスに覆われてしまう。そんなところまで私の言った通りになりました。
今日の予想はどんぴしゃ。
今回の式典に参加していただいた、議員の上野さんと水上町長さん。
下山中はガスがどんどん晴れて来ましたが、雲海も小さくなってただの雲になってしまいました。
「帰りはもう一雨くると思います。カッパは出しやすいところに準備してください」
と説明しながら下山したんですが、一度も降らず。
帰りの天気予報は外してしまいました。