雨の中のガイドが多いです。
日光、浅間山系等。
8月の猛暑から一転、9月は雨ばかり。
ツアー会社のガイドで浅間山系の黒斑山へ。
火山警戒レベルの範囲外で一番標高が高い黒斑山ということで設定されたツアーコースだったのですが、
この日の数日前に警戒レベルが下がって、前掛山まで登れるようになってしまったので、いまいち釈然としないまま登山開始。
集合・解散までの行程が決められているので、いきなり前掛山までとか変更できないので仕方ないですね。
雨と強めの風の中、スタート。
アサマヒゴタイ。
オオダイトウヒレンの亜種ということですが、オオダイトウヒレンというのを見たことがありません。
普段見ているトウヒレンの中に、混在してるんでしょうか。
イワインチン(キク科キク属)。
アサマブドウ。
普通に言えば、クロマメノキです。
浅間山麓の人達の呼び方だそうですが、他にも地ブドウとか紫ブドウとか色々ローカルな呼び方があるそうです。
ブルーベリーに似てるので、ブルーベリーと呼ぶ人も居ますが、ブルーベリーは北米原産の別種です。
浅間や北アルプスに有ったら大変ですね。
ヤマハハコ。
コケモモの赤い実と、シラタマの木の白い実。
シラネニンジン。
コメツガのマツボックリ(まだ緑の状態)。
キイチゴの仲間っぽい実が成ってたのですが、何の種類かちょっと分かりませんでした。
3枚の複葉と5枚の複葉。下向きに付いてる実。
ガンコウランの実。
タチコゴメグサとオヤマリンドウ。
ハナニガナ。
ノアザミ。
終了後、浅間のビジターセンターにて休憩。
民営になっていて、売店や食堂が有ります。
日が変わって、日光戦場ヶ原。
学校のバス旅行のガイド。
鹿が食べないシロヨメナ。
鹿の食害が進む日光で、シロヨメナは食べられない為に群生してます。
湯吹の滝からスタート。
そのまま、水の流れに沿って森を抜けて。湿原へ。
ハクサンフウロ。
アケボノソウ。
ついでに観光も。
マスタケ。
キノコにはあまり詳しくない私でも知っている食用キノコの一つですが・・・
海外では毒キノコとして扱われていて、日本でも最近になって毒の成分が確認されたとか。
食用にするにしても、この写真のように赤い状態(若い)のみで、成熟して黄色っぽくなるともう食用にはできないとか。
現代では、食用としては推奨されていないそうです。
うぅん・・・数年前に山小屋で出されて食べた記憶が。
ホザキシモツケ。
ニッコウアザミ。
ウメバチソウ。
谷地坊主の上に、ツルコケモモの実。
ミヤマアキノキリンソウに、灰色の小さな蝶。
何か、高山種の蝶かもしれませんが、昆虫はあまり詳しくありません。
エゾリンドウ。
戦場ヶ原の奥に、男体山の裾野。
雨は上がってくれたものの、中々雲がどいてくれません。
ゴールして、学校さんが帰った後で、やっと男体山が姿を見せました。
夏は晴れ間ばかりで暑い暑いと言ってたのに、一転して肌寒い雨の日が続きます。
極端なお天気です。
2018年9月中旬、ガイド。