電気バスでガイド。
一ノ倉沢コース。
今年、みなかみ町がちょっと面白いイベントを発案。
電気バスで早朝の一ノ倉に行って、モルゲンロート(朝焼け)の岩壁を見よう!というものです。

その電気バスの一台、倉ちゃん。
4回ほど企画されて、ガイド協会のメンバーで持ち回りで担当しました。

深夜のヘッドライトが無いと動けないような時間に集合しましたが、朝焼けの時間帯になると、これだけくっきり見えます。
写真が、あまり早朝っぽくないですが凄い寒い早朝の時間帯です。

用意されてる朝食。
朝焼けの岩壁を見ながら、参加者がこの食事を食べます。
谷川岳の天然水に、地元産のリンゴ、地産地消の食材を使ったサンドイッチと豪華です。

良いロケーションでしょ!?

ガイドの分も用意してもらってたので、私も食べさせてもらいました。
あまりに美味しそうなので思わず一口齧った後、写真を撮らねばと岩壁の前で撮影。
齧った痕は上手く隠れてますでしょうか。

バスのマークと同じ、イタヤカエデの紅葉。
今回は見れませんでしたが、岩壁が赤く染まるモルゲンロートがバッチリ見えた日もあったようです。
別の日。こちらは普通の昼間のトレッキングガイド。

行程に余裕が有るプランだと、一ノ倉を超えてその先の幽ノ沢まで行って来れます。

秋に落ちたドングリ。
晩秋になって、苔の中に根を指し込みました。
こちらにも、根を伸ばしたドングリ。

水分豊富な谷川岳の森の中で、苔のベッドの上は快適な環境のようですね。

ツルアリドオシの実。あまり美味しくなさそうです。

幽ノ沢。

その先に有る、湧き水。
これを汲んでみたりして引き返します。

幽ノ沢は、足元の斜面の紅葉が綺麗ですね。
また別の日。

ガイド同士で立っている後姿をパパラッチされました。

今年の強風の台風で折れたブナの老木。
でも、ちゃんと枝が一本生きています。
これがブナの生命力ですね。

秋も深くなると、一日ごとに紅葉の進みが変化していきます。

ハート型の紅葉。
普通の丸い葉が変形してこうなったものですが・・・
この谷川岳の森で歩いていると秋の間に4~5枚くらい見つけます。
実は、これはツタウルシの葉っぱ。
他の葉でもハート型に変形することもありますが、とにかくこのツタウルシの葉はハートに変形し易いです。
皆さん、ここを訪れてハートの紅葉を見かけても、すぐには手を伸ばさないで何の葉か確認してくださいね。

これはちょっと珍しいです。
半分だけハートになったツタウルシの葉。
注:ツタウルシは3枚の複葉では?と思う人も多いでしょうが、必ず3枚くっついたまま綺麗に落ちるわけではありません。
左右の葉は非対称でカーブしています。
真ん中の左右対称の葉がこうやってハート型になりやすいみたいです。

コハウチワカエデ。
これは触っても大丈夫。
2018年10月終盤の早朝。一ノ倉の電気バスツアー。