乗鞍岳スノーシュー。
2019/5/19。
来年度のスノーシューツアーのコースにしようと思い、乗鞍岳へ行ってきました。
乗鞍高原観光センターからシャトルバスに乗り、位ヶ原山荘前へ。
天気の良い日曜だけあって、登山者いっぱい。
スキー、スノーシュー、アイゼン、ツボ足と様々な人達が居ます。
私は10本爪アイゼンを選択。
ガイドツアーを予定しているのはゴールデンウィーク後なので、アイゼンがちょうど良い選択になりそうです。
畳平に向けての道路も除雪が進んでいます。
危ないので近寄らないでと注意もあるみたいです。
山荘を出発してから、ちょっとした坂を登ればすぐに乗鞍が見えてきます。
肩の小屋口のバス停の建物が見えてきました。
おトイレはまだ使えません。
ここまで除雪が進んでました。
それと、積雪量がちょうどここは雪の壁が無くなるので道路の横断には良いですね。
早いうちからまっすぐ乗鞍方面に向かっている人達も居ましたが、雪の壁をなんとか降りるか、道路にそって結局ここまで戻ってきてました。
ライチョウ発見!とはいかずに、ライチョウのフンを発見。
序盤からそうですが、登頂ルートは本当に人それぞれ。
少しでも内回りでと、山頂にまっすぐ向かう人。
これはトラバースが得意なスキーの人が多いですね。
それでも、トラバースだけでは坂を登り切れずに急斜面を急角度で登ってたりして大変そうです。
他には、まずは尾根へ直登して稜線沿いに進む人。、登山靴の人達が多いですね。
夏の登山道よりちょっと遠回りですが、アイゼン履いてないか、軽アイゼンではこのルートしか無いでしょう。
私は両者の中間で、直登ほど遠回りではないけど、10本爪アイゼンで無理なくトラバースが出来る角度を併用しつつ登りました。
疲れず、歩行距離も無駄に長くせずに自分の道具や登り方に合わせて登ります。
人を追い抜きこそすれ一度も抜かれなかったので、自分のコースとしては最適解だったと思います。
蚕玉岳(こだまだけ)。
振り返ると、結構な斜面ですね。
後ろに槍から穂高への山脈。
槍から穂高のアップ。
更にアップで。
剱岳、立山方面のアップ。
剣ヶ峰、近づいてきました。
他の山にも多いですが、乗鞍岳という山頂は無かったりします。
剣ヶ峰が本峰。
道標。
奥には御嶽山。近いですね~(群馬からは乗鞍の隣奥に見えてる山だから当たり前か)
普段、群馬の山からは殆ど見えないか、見えても小さい御嶽ですが、こんな近いと群馬県人にはうれしいですね。
登ってきた方向と反対側に有る権現池。
雪質良かったので、下りは一時間かかりませんでした。
下山便のバスの始発を待ちます。
下山完了!
歩行距離や標高差は谷川岳の天神尾根とだいたい同じくらい。
標高が高い分空気は薄いですが、岩場や切り立った痩せ尾根、稜線に沿った道部分よりも広い雪庇などのリスクが少ないので谷川岳よりはツアーは楽そうです。
みなかみ町から遠いということを除けば!
1シーズンに1~2回くらいのイベント的なツアーをやろうと思います。
2019年5月19日。