旧清水街道。
2019/7/23日。
ちょっと風変わりな仕事で、旧清水街道の白樺避難小屋までのガイドをしてきました。

登山とかトレッキングではなくて、測量の業者さんを目的地まで案内。
途中、道が崩落してるような個所もありますし、草刈りがしていないと道が隠れてしまって、業者さんが迷ったこともあるということで、ガイドを依頼されました。

街道沿いのブナの木。

湯桧曽川沿いの登山道崩落個所。

目的地到着。
ここまで、かなり大急ぎで来たので、写真殆ど撮ってません。
今日は、ちょっと急がないといけない理由があったりします。
測量作業に2時間かかるというので、その間は長い待ち時間。
周辺の写真を撮ったりして待ちます。

ミヤマクルマバナ。
明治の時代、清水峠が開通したことにより訪れた植物学者が発見した花。
谷川連峰で発見された花です。

ハナニガナ。

ハナニガナの蜜を吸う蝶。
種類まではちょっと分かりません。

ガスが時折晴れて、一ノ倉岳が見えたりします。

アカモノの実。

トリアシショウマ。

ジョウシュウオニアザミ。

チシオシモツケ。
三国山脈で発見された花。

エゾアジサイ。
測量が終わったら、かなりの駆け足で復路へ。
何故、今日はこんなに急ぐかと言うと...午後は雨予報なのですが、沢が増水すると戻れなくなる可能性が有ります。

「とにかく、虹芝寮までを目標にして戻ります」とお客さんに説明して急ぎ足。
到着した頃に雨が降り出しました。
ここまで来れたということは、芝倉沢を超えているので、雨降りがひどくなっても帰れます。
芝倉沢は、雨で増水すると本当に渡れなくなる厄介な沢なんですね。
ここまで急いできた分、虹芝寮の軒下で結構長い時間休ませてもらってから再出発。
今のところ雨は小降りで済んでますが、あまり長時間待ってると土砂降りになってしまいます。

オニノヤガラ。

やっと一ノ倉沢まで。
既に降水で滝が出来始めてます。
通行許可証を取って、ここまで車で来て駐車していましたが...車に乗り込んだ途端に前が見えないくらいの土砂降りになりました。
間一髪でした。
別日。

みなかみ町エコツーリズム・インタプリタ講習。
自然史博物館の大森先生による、谷川岳の植物の講習でした。
2019年7月23日。