土合付近の様子。
土合口、清水街道新道・旧道。
2020年9月9日。
記録的な局所豪雨がみなかみ町の一部に降り、局所的な土砂災害等が起きました。
国道291号線、天神平ロープウェーすぐ手前の西黒沢にかかる橋が壊れました。
現在、ロープウェイの運休・および一ノ倉沢方面への通行がストップになっています。
*西黒尾根よりの登山者は可です。道路修復作業の為に、それ以外の通行をお断りしています。
9/19日より、道路が開通し、電気バスも復帰予定です。
ロープウェイはしばらく運休ですが、駐車場・売店・レストラン・トイレは営業しています。
国道291、旧清水街道。
マチガサワを抜けて一ノ倉沢に行く途中の、一瞬森が開けてカメバヒキオコシが沢山咲いているところです。
木が育たないのには理由がありますね。
こちらは湯檜曽川沿いの新道。
西黒沢と橋が土砂で埋まっています。
本流が土砂で埋まったために、沢の流れが数か所に分散したり伏流水になったりしています。
豪雨が収まって翌日の水量でも、渡れました。
ちゃんとした登山靴じゃないと足がびしょぬれになります。
新道の方のマチガサワ。橋が流されてます。
橋もそうなんですが、降りて行く道がえぐり取られました。
ここも、道の位置を変えて19日から通れるようにする予定です。
災害の報告はここまでにして、今更ながらですが8月後半の一ノ倉沢の様子。
8/24~25日。
ホツツジの花。
ナンブアザミ。
みなかみ町にはナンブアザミとトネアザミが混在してるのですが、最近では両者の分類の考えたに新しいやり方が出てきたようです。
見分け方が変わってくるので混乱しちゃいますね。
今年の八月はとにかく暑かったですが、家を出てここにくると涼しいです。
ムカゴイラクサ。
ムカゴが育ってます。
ミヤマトウバナ。
ヒヨドリバナ。
サワヒヨドリなのかどうかを、みんなで意見し合いましたが、基本種のヒヨドリバナで落ち着きました。
ガンクビソウ。
尾瀬だとノッポロが付くのですが、こちらは違います。
キブシの実。
アキノキリンソウ。
ヤマブドウの葉に出来た虫こぶ。
ヤマブドウハトックリフシ、という名前があるそうです。
ツルリンドウ。
ウドの花。
カメバヒキオコシ。
今年は雪が少なかったので、岩壁の雪渓がもうすぐ無くなりそうです。
ミヤマシシウド、もしくはミチノクヨロイグサ。
葉の裏側を見れなかったので、どちらかまでは絞り込めません。
ノブキ
サワグルミの種子。
教育旅行のガイド中で、生徒たちが見やすいように柱の上に載せたら、生徒のひとりがカエデの種子も見つけて隣に乗せてくれました。
ミヤマニガイチゴの実。
花に近い位置の葉(上部にある)は、図鑑に載っていないような形になりやすいです。特にキイチゴ類は。
この時も、生徒に説明しながら一枚しか写真が撮れなかったので、後日確認に行きました。
ミヤマニガイチゴでした。
ここはすぐ隣にクマイチゴが生えていて、ちょっと離れたところには基本種のニガイチゴも生えているので、見分けが大変です。
実が成るのは夏の前なのですが...ここは地下から冷たい風が吹くところなので咲くのが遅れたみたいです。
ヤマブドウの実。
引率していた先生が、みなかみ山岳ガイド協会の案内でここを歩くのが4回目だそうですが、ヤマブドウの実をまだ見て無いというので頑張って探しました。
その隣にサルナシの実。
まだ8月ですが、秋の実りが出来始めてますね。
2020年8月。