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スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

飯豊山、越後駒、巻機:夏山ガイドのお知らせ

夏山:飯豊山、越後駒ヶ岳、巻機山。

 

GWに至仏山の山頂から、山座同定の説明をお客さんにしている時に飯豊山を教えると…

「飯豊山、凄い行きたいんですけど、ツアーの募集がすぐ埋まっちゃって中々申し込めないんです!」と言われて、もし私が飯豊山のプログラムを組むようなことが有ったらお願いしたいと言われました。

飯豊山

直線距離は近いけれど、車で行くと結構遠い飯豊山。

しかし、よくよく計算してみると私が良く行く立山駅よりは近いです。

ならば、やってみようかな?と計画中です。

 

行程の中で避難小屋に二泊するのは確定ですが、初日も大日杉避難小屋に泊るか、どこか最寄り駅近辺の宿にでも前泊してもらうか等検討中。

こういう計画を練るのって楽しいですね。

 

避難小屋泊ならガイド分の宿泊費が要らないので、個人でガイドを雇う場合、出費が抑えられます。

 

●飯豊山(本峰)と大日岳(最高峰)を登るプラン。



前泊 JR米坂線羽前椿駅に夕方くらいまでに電車で各自到着→私が車でピックアップして大日杉小屋に移動して前泊*ここはガイド代は必要ありません



1日目 大日杉登山口→切合小屋→本山小屋泊

2日目 早朝出発→飯豊山→大日岳→飯豊山→本山小屋→切合小屋泊

3日目 切合小屋→大日杉登山口



大日杉小屋に前泊するので、初日に本山小屋まで行くことが可能だから中日が相当楽になります。

町に前泊して初日に切合小屋に泊ると中日の行動時間が12時間越えになることも多いのできついですが、それに比べると結構楽だと思います。

あくまでも基本プランです。お客さんと相談しながら擦り合わせ出来ます。

最高峰大日岳を踏まないで良いのなら、飯豊山なら頑張れば前泊と山での行程が一泊二日になります。

 

そんな計画を立てて居たら…他にもお客さんからチラっと言われたりした山を思い出しました。

 

越後駒ヶ岳。

越後駒ヶ岳

ここも、行程が長い山ということで有名です。

勿論日帰りは出来ます。

私が初めて行った時は、9時頃に歩き出して3時頃に戻ってきました。

でも、お客さん連れのツアーの時は朝の4時半とかの出発です。

駅や町からも遠い登山口(枝折峠)なので、前泊必須になります。

前泊して早朝から行動するくらいなら、当日に駅にお迎えに行って、避難小屋泊で行った方が楽だし楽しいんじゃないかなと思いました。

駒の小屋

越後駒ヶ岳の駒の小屋。

綺麗だし、水場がすぐ近くにあるのがポイントです。

水場が近くなら、食べ物もフリーズドライ系を用意すればザック重量はかなり軽減されます。

フリーズドライ?と思う人も多いですが、この製法は過熱処理等をしない為、素材の味そのままに封入されているので、レトルトや缶詰よりも遥かに味が良いものが多いです。

軽く、そして美味しく、がフリーズドライの利点。

 

水場が近くに有る避難小屋は、その利点をたっぷり受け取れます。

重量は殆ど苦にならないフリーズドライ。

後は寝具の分の重さを背負えば、一日の行動時間を短く、ゆっくり歩くことが出来るので、日帰りよりもかえって楽です。

着替えを、がっつり二日分持ってくる人もいますが…私は一泊二日くらいならば、最低限の寝る時用の着替え(ズボンとTシャツ等)を用意するだけで、例えば日帰りでも絶対持っている防寒着などを山小屋でのルームウェアに兼用しています。

寝巻用のズボンも、それを履いて山を歩いてもそれほどおかしくない、速乾性の登山用服なので、万が一のズボンの替えにも使えるという利点が有ります。

●越後駒ヶ岳(場合によっては中ノ岳も)


1日目 JR上越線 小出駅9時頃集合(始発便の次くらいになると思います)→ピックアップして枝折峠から登山開始(10時前くらい)→15時頃には駒の小屋に到着。天気や時間を見ながら、その日に一度山頂を踏んでも良いですね。

2日目 駒の小屋出発→越後駒山頂→枝折峠下山→駅送り


2日目の健脚プラン 駒の小屋出発→中ノ岳→駒の小屋→枝折峠下山→駅送り

*行程が長くなるので健脚の人向き。時間節約の為に初日に越後駒は踏んでおきます。


 

そんな計画を立てながら、行程がちょっと長くて避難小屋が有って水場が近い山…という条件で頭に浮かんだのが…

巻機山。

巻機山

越後駒よりも行程は短く、完全に日帰りできる山です。

しかし、車を持っていない遠くからのお客さんは、当日の始発電車では間に合わず前泊してもらうことになります。

 

だったら、これも企画に入れてみよう!と思い立ちました。

巻機山避難小屋

ここも、避難小屋は綺麗。

水場は越後駒よりは山小屋から遠いですが、それでも苦も無く行ける範囲内です。

 

冬のガイドと違って、参加費形式では無くて日当形式になります。

日当2万6千円くらいで考えています。

交通費や食事代等は負担してもらおうとは思っていないので、かなりの格安になってます。モニターツアーとしての意味あいも有るからです。

最寄り駅の送迎も有ります。

*お客さんが一人しか居なかった場合を想定しての値段です。

もし、複数参加になった時は、多少プラスして貰えたらと思います。

二人になった時は、一人15000円×日程分とか。

 

もし良かったらお問い合わせしてみてください!

 

2023年夏の、避難小屋泊登山、飯豊山、巻機山、越後駒ヶ岳告知。

前回の記事:5月6日まで至仏山、7日から乗鞍


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