2011年3月20日。
久しぶりにツアー開催です。
地震の後、震度6強の余震の可能性が一週間といわれていましたので、それが過ぎてからのツアー再開。
と言っても、お客さん達もこれない人が多いので、ツアー開催は無理かと思っていました。
ところがなんと!
前日になって「参加します」と来てくれました!けんちゃん、まみちゃんのお2人。
水上の温泉宿にも宿泊していただいて、震災後に元気がなくなっていた水上町に活気を取り戻す意味でも、ほんとうにありがたいです。
スノーシューなどのアウトドアツアーはもちろん、宿泊客が全部キャンセルになって閉めてしまった温泉宿・・・道の駅なども売店を閉めてパートの人達をみんな家に帰してしまったりとか。
そんな意気消沈の観光地に来ていただいて、本当にありがたいですね。
震災の被害が少ないところは、一生懸命に働いて経済をまわすのも復興への助けのひとつです。
そんなお2人に感謝しつつ、雨呼山ツアーへ出発!
「こんなに雪があるとは思わなかった」と言うお2人。
雪を踏みしめて、歩きましょう!
キツネの足跡。
夜間につけたものですね。
マンサクのツボミがほころびかけ。
一ノ倉のコースのマンサクに比べると、3週間以上遅いのかな。
山頂近くです。
集の中頃に振った新雪が積もっています。
雨呼山山頂です!
なんだか、前回来た時よりも雪が大幅に増えてるような。
特に、強風で雪の積もる位置が大きく変わってました。
ソリ滑りで降りてきます。
雨乞いの石舞台に到着。
石舞台の横でランチタイム。
後半戦、カモシカのいそうな方に移動したら、真新しい親子の足跡。
これはいるかな?どうかな~~と思ってたら・・・
カモシカの親子がいた!!
と思ったら素早く崖を降りて行ってしまって、見れたのは私だけ。
ケンチャン、マミちゃんに見せて上げられませんでした。残念。
カモシカの休憩してた跡。
こういう崖ップチみたいなとこで休んで、外敵が近づいたらすぐに崖を降りていってしまいます。
カモシカを見せてあげられませんでしたが、めげずに次のポイントを目指します。
龍棲洞の氷筍(ひょうじゅん)。
地震で倒れてるかな、と心配しましたが大丈夫でした。
さすがはこのあたりは地盤が固いだけはあります。
さあ、ゴールに向かってさらに移動だ!
春が近づく、しかしまだ冬。
そんな雪の森。
雪の上に落ちた宿木(やどりぎ)。
これ以外にもあちこちでパラパラと落ちてます。
実はこの雨呼山はヤドリギの成長したものが非常に少なくて、途中で枯れてしまうものが多いです。
成長できたものも、あまり大きなものがない。
何かヤドリギが育ちづらい秘密があるんでしょうか。
調べてみたいですね。
さあ、もうすぐゴールです!
2人ともまだまだ元気そうですね。
そしてゴールです!!
けんちゃん、まみちゃん!
本当にありがとうございました!