氷筍もしたたる雨呼山。
今日は、ご夫婦のお二人貸し切り状態です。
本当は昨日参加予定だったのですが…生憎昨日は雨。
みなかみ町で温泉に一泊する予定とのことなので、宿泊後の今日に変更して開催しました。
夜間まで冷え込んで吹雪いてたようですが、天候も回復してきて、笑顔でスタート。
昨日、雨の中のスノーシューなんてやらなくて良かったですね!
夜間に降っていた雪で、森の樹々が雪化粧。
クマが背中を掻く木に着いている、クマの毛。
何日か暖かい日が続き、木の根元の地面が見えている箇所があります。
良く見ると、ドングリが隠してあったり、食べた後の欠片があったりします。
お二人のお住まい、和菓子屋さんとか多そうだったので、「クロモジ」って知ってますか?
と聞いたら、どんぴしゃです。大喜びしてました。
ヤマドリの足跡。
足跡を辿ってみると、一度、木の根元の穴に入ってたようです。
ほどなく、山頂到着。
この頃には雲も薄くなり、周りの山々が見えてきました。
良いタイミングで晴れてきました。
雨呼山の雨乞いの石舞台。
とは言え、雨に降られたら困ります。
日当たりの良くなったタイミングでお昼ごはん。
今日は天気予報ではマイナス5度、晴れ間無しの予報だったので、簡易テントがすぐに設営出来るように準備してたのですが…嬉しい予報外れです。
ちなみに、岩の真正面は避けて食べてます。
今日は平日だから、他のグループが後から来ないとは思いますが…それでも観光ポイントの真正面で座り込んで食事はしないように気を付けてます。
こうやって、記念写真を撮る場所なので、その真正面で食事取ったりするのは、他に人が来た時に邪魔になるからです。
最近、そういう気の使い方を出来ないグループが増えてきたな~とちょっと思います。
石舞台の上に乗ってみました。
風神岩から見る、利根川沿いの集落。
氷筍。
洞窟に近づいたら、ぴちゃんぴちゃんと水音がしてきました。
天井から滴り落ちる水滴が、氷筍(ひょうじゅん)の先端を溶かして穴を空けて、グラスのようになって中に水が溜まり、その上に水滴が落ちて、ぴちゃんっと音を立ててます。
動画。雪解けの水滴と氷筍の奏でる音。
氷筍が出来る洞窟は、わりと急な所に有ったりします。
下り坂が怖いというご婦人。
お尻で滑って降りてもらいました。
雪質と地形の兼ね合いを見ながら場所を選べば、こっちの方が安全です。
同じ場所でいつも同じように滑れるとは限りません。
まさかの上州武尊山が見えてきました。
利根川上流に向けて、最後の集落も見えてきました。
予想外の晴れ間に、ご満悦のお二人でした。
2023年2月20日、雨呼山コース。雪のち晴れ。