ラッキー快晴、一ノ倉!
2014年2月11日。
2月には、滅多に行かない一ノ倉コース。
今日も、絶好の晴れ間だったのでチャンスとばかりに向かいました。
写真を見ていただいて分かると思いますが、こんな晴れてるのに皆フードをきっちり被ってます。
風が強い日には、かなり吹きつけるんですね。
ちょっとでも吹雪いてる日には凄い大変です。
他のコースに比べると一ノ倉に来るのはシーズン中に一番少ないですが、快適に歩ける日が限られるからです。
他に比べて標高が低いからと、軽めの装備で来ると辛い目に会いますから皆さん気をつけて!
気温が低くて風が強いのは悪いことばかりでは有りません。
スノーシュー体験した人たちの心をわしづかみにする「パウダー体験」。
雪がベシャらない寒さだからこそですね。
吹き溜まりにパウダーが溜まるのも風のおかげです。
雪で曲げられているブナのアーチ。低っ!!
これシーズン初めの積雪が少ない時には普通に歩いてくぐれるんですよ。
いかに雪が積もったかわかります。
このブナの木、私が知っている範囲でも10年はこの状態で生きてます。
ミズナラの大木と一緒に撮影。
木の周りの雪が飛ばされて出切るホールにも雪庇が大きく育ってます。
昨夜は余程風が強かったのでしょう。
「雪庇になってるから気をつけてね~」と言ってるのに近づいてしまって雪庇を踏み落とすジュンちゃん。
そんなツリーホールの話をしながら、「条件によっては人間がもぐりこめるんですよ」と話をして、
「あんな細い木でも潜れたりします」と説明したら・・・
「入っていいですか!」とほんとに潜り込むジュンちゃん。
今までこの説明は何度となくしてきましたけど、ほんとに潜った人が居たのは今回が初めてです。
何事も体験ですよね!
マチガサワに到着。
谷川岳を見ると、二つの山頂の間から雲が滝になって流れ落ちています。
マチガサワを越えて、一ノ倉沢目指してレッツゴー!
一昨年、尾瀬の木道を押し流したりした大雨(百数十年に一度とか)のせいで湯檜曽川の流れが変わってしまいました。
そのせいで、一ノ倉沢の出会いの所では川の中央を歩けなかったのですが、今年はばっちり(でもなくてギリギリでしたけど)渡れます。
広々とした川の上を歩くのも楽しいですよね。
一ノ倉に近づく前にまずは一枚。
じゅんちゃん、まっすー。
トムラウシの遭難の話をしたら、物凄く食いついてくれたまっすーにびっくりです。
一ノ倉正面にて、よーこちゃんとあいちゃんも加わって全員で。
以前に、トレッキングで一ノ倉に来たことがあるそうですが、冬はまた違った魅力でいいでしょう!?
こんな晴天にツエルトを張ってお昼ごはん。
くどいようですが、風が強くて冷たいんですね。
こんなところで悠長に休憩なんてしたくない!と思うくらいです。
食事後、少し岩壁が見えてきました。
日が当たらない、パウダーが残ってる場所で雪庇踏みぬき体験。
場所も限られてるし、気持ちよく遊べるのは5人くらいまででしょうか。
大勢で来ると皆では楽しめない遊びですね。
途中で埋まった!!
大変そうに見えるけど、この埋まり具合で雪のフカフカなのが分かります。
雪に埋もれるのも体験です!
天気図的には、だんだん雲が減るはずなのですが、風が強いせいか山の稜線の雲はへばりついたまま。
でもこれも山の景色の一つですよね!
あいちゃん、よーこちゃん、じゅんちゃん、まっすー!
ご参加ありがとうございます!!