雪解けの始まった一ノ倉。
2015年3月21日 土曜日。
お彼岸、中日のスノーシュー。
お一人様と一ノ倉コースへ。
数年ぶりにスノーシューに参加するという、タカギさん。
今日は他に大幽洞窟コース希望で申し込んでいたグループも居たのですが、ここ数日の陽気で氷筍は期待できないのでキャンセルになりました。
湯檜曽川の流れが力強いです。
川原の上も自由に歩くわけには行かなくなりました。
ユビソヤナギの花芽もすっかりほころんで。
山稜も、岩の黒い部分が増えてきましたね。
川沿いに歩いていると、川の流れの音で声が聞き取りづらいくらいです。
川を埋め尽くしていたマツノキサワの雪崩あとも、ほとんど流されてました。
谷川岳山頂。
シンセン岩峰も黒々と。
ビューポイントの眺め。
雲ひとつない青空です。
カゲロウの仲間。
雪上生活者ではなくて、単に羽化したのでしょう。
前に水生昆虫の調査をした時は2月でした。それより遅くなると羽化を始めるとかで。
そんな話をしたら、タカギさんも学生時代にアルバイトで水生昆虫調査をやったことがあるとのこと。
思わずマニアックな話で盛り上がってしまいました。
一ノ倉の前で撮影。
さすが、過去色んなところでスノーシューに参加してただけあって、スノーシューポーズ!
林の中で食事。
お彼岸なので、おやつにオハギ(松田家特性)。
*注:普通の日にはありません!
近くでお昼を食べていたご夫婦に話しかけると、セッケイカワゲラの調査をしているとのこと。
県内から、冬の間に何度も来て採取と調査をして、今年は新種のセッケイカワゲラを発見したそうです。
腹部に突起が3つあるタイプだとか。
ユビソ川沿いでは見つけたことは無く、一ノ倉沢沿いのみで発見されるとかで、今日も一ノ倉沢を詰めて登っていきました。
しまった、お名前聞いとけばよかった!
今日はなんだかカワゲラに縁がある日ですね。
ユキクロカワゲラ(雪上生活)。
未確認カワゲラ。
昆虫は詳しくありませんが、これはどう見てもセッケイカワゲラの仲間じゃなくて普通に3月になって羽化してきたやつっぽいですね。
一般に、雪虫として人気があるセッケイカワゲラ。
マチガサワを渡ってすぐの雪崩跡。
ここも下が水流で大きく削られてスノーブリッジに。
残雪の山っていう感じの写真です。
ホウノキに付いた熊の爪あと。
ヤマブドウのツルとフサ。
*実はついてません。
ソリ無しでも凄く滑り易い今日の雪質!
川の上、それほど自由に渡れなくなりましたが、真ん中まで行けるところで撮影。
前回来た時に、オオアカゲラが突いていた木の下。
白毛門から赤倉沢を滑り降りてきた筋斗雲チームに遭遇!
久しぶりでした。
汗ばむほどの陽気、無事にゴールインです!
タカギさん、お疲れ様でした!