2010年1月3日、今日はツアーではなくてコースチェックで大峰山へ。
みなかみ町奥地のフィールドは新雪がつもり過ぎてるので、比較的積雪の少ない大峰沼コースの下見。
積雪はやっぱり少し少なめです。
スノーシューがぎりぎりできる程度。
このあとにもっと降ればちょうど良くなりそう。
スタートからしばらくは、杉の植林の森。
歩みを進めていくと、アカマツやミズナラなどの昔ながらの人々の生活の支えとなっていた里山に変わっていきます。
モミの大木。
カラマツの森。
ミズナラやアカマツ、カエデやホオノキなどが立ち並ぶ豊かな雑木林。
ミズナラやカエデの木に囲まれた小さな沼。
モリアオガエルの生息地にもなっている古沼です。
古沼の脇の杉林の中で杉の木の幹に傷が入ってました。
熊の皮剥ぎともシカの角砥ぎとも違うし・・・なんだろうと思いましたけど、結局分からず
一箇所で6本ほど傷がついてるし傷の付き方がそれぞれ違うし。
人間の仕業.・・・?
動物が付けたにしてはちょっとシャープな傷。
ムササビが樹皮を食べる為に斜めに削ることがあるそうですが、中にはムササビよりも大きな何かでエグった傷もあり。
やっぱり人間の仕業でしょうか。
途中で出会った登山客の人に写真を撮ってもらいました。
マイナーな山なのに大峰山の登頂をする人がたまにいます。
ネズミの足跡。
辿っていくと・・・
ネズミがトンネルを掘って出てきた跡。
シカの親子の足跡を発見。
たぶんニホンカモシカのものだとは思うんですが、最近は積雪の少ない辺りにはニホンジカが進出してるらしいので断定はできず。
足跡を辿っていくとシカが雪を堀った跡。
カモシカはネグラにする為に雪を掘ったりするんですが、これはちょっと違いそう。
ヒヅメを使って土の部分まで無茶苦茶掘ってます。
何か食べ物を探したんでしょう。
テンの足跡。
その近くに兎の足跡。
標高1000メートルの大峰沼に到着。
中央にわずかに盛り上がってる部分は浮島。
資料によって順位が変わるんですが、最大最古のクラスだそうです。
帰り道、カモシカの親子が雪の中を全力疾走したあと。
もう足跡ではなくて体ごと埋まりながら飛び跳ねてます。
鉄砲の音がしてたからそのせいかしら。