頑張っていただきました。
2018/5/1。
ゴールデンウィーク中盤の平日。
赤いお休みの日ではなくて黒い日ですが、今日もお客さんが入ってくれました。
初参加のワタリさんご夫妻です。
尾瀬にも何度も来ていて、至仏も夏には登ったことがあるそうなので安心できますね。
すっきり晴天というほどではないけれども、中々のお天気。
朝の内は、かなり冷たい風が吹いてたのですが・・・
暑くなりそうなので私は薄着で出発。
最初は厚着で歩いていたワタリさん達も、休憩ごとに脱いで衣服調整をして貰っているうちに、ほぼ微風となって汗ばむほどに。
汗ばむ陽気の中、みんなすっかり薄着に・・・と思ったら、奥さんの方がスタート地点と同じ、厚手のジャケット着たままでした。
体に熱がこもってペースが落ちるし、脱水症状も起きるから脱いでー!
ビューポイント。
燧も肉眼だと満足行くほど見えてるのに、写真だとうっすらです。
至仏山を遠くから眺める。
オヤマザワ田代へ上がり、山頂へ繋がる稜線になりました。
昨日までの予報では、もっと風が強くなってもおかしくなかったのですが、風があったのは朝のうちだけで、すっかり穏やかな天気に。
見事な山容の小至仏。
蛇紋岩。
一部はすっかり雪が融けて、夏道に入ります。
至仏山は、西側は殆ど雪が積もりません。
小至仏の東面。
こちらは雪だらけ。
元気にトラバース。と、思いきやこの辺りから奥さんのペースがどんどん落ちて焦る私。
見たところ、バテてる訳では決してないのですが・・・
山頂まであともうちょっと、中々進まない・・・!
しかし、無事山頂に到着!
短めの食事休憩と、撮影タイム。
尾瀬ヶ原をバックに撮影。
緑のロープが貼られて、丁度良い立ち居地に行けなくなってしまいました。
奥の藪を踏んで下山する人が出たせいだと思います。
僕らは逆方向に戻るので、そちらは踏まないし、雪のある範囲で写真が撮れればそれでいいのですが・・・仕方無いですね。
休憩短めで下山開始。
奥さんのペースが上がらず、焦る私と心配する旦那さん。
動きや表情からして、バテては居ないはずなのですが・・・。
後ろから急かされる奥さん。
ここまでで、かなりのスローペースなので下山時間がギリギリかな?と思いきや。
樹林帯に入ったら、ガイドの早足ペースにぴったり着いて来る奥さん。
この樹林帯の下りの部分だけで言えば、今期一番の速さかも?
高山帯の斜面でちょっと恐くて足がすくんだのが、遅くなってしまった原因でしょうか。
ロープ繋げてあげれば良かったですね。
もちろん、ロープなんて本来は必要の無い斜面なのですが、結ぶことによって安心したお客さんは、姿勢が良くなって早く歩けるようになるんですね。
鳩待峠に近づけば、雪解け水が登山道を流れていました。
どんどん雪が融けていきますね。
なんだかんだ言って、前半の遅れを取り戻して普通の時間にゴール!
頑張っていただきました!
タクシー待ち時間の間、定番の花マメソフト。
これを食べれば尾瀬に来たって感じですね!
2018年5月1日。
至仏山。