久しぶりに半日コース。
2015年2月23日 月曜。
平日ということで、貸しきりで半日コースを開催。
朝は雨が降っていましたが、貸しきりなので集合時間を一番ちょうど良さそうな時間にずらして開催。
お天気もまずますの良い状態になりました。
クレアちゃん、お母さんと一緒に出発!
ツキノワグマが木に登ったり降りたりした時の爪あと。
そんなに古くないので前回の秋に付いたものでしょうか。
あまり深く傷をつけていないので、木肌の表面の苔や地衣類が無ければ殆ど気が付かないですね。
ガッチリ傷が付いてる時と、ほとんど傷が付かない時の差が結構あります。
この傷跡の深さの差は、単純に体重の重い軽いだけじゃ無さそうなんですよね。
こんな大きな爪あとの熊が、木の表面に殆ど傷を付けずに上り下りするって凄いですね。
ブナの木にクマさんが登る目当ての一つ、ブナの実(のカラ)。
お母さんがブナの実がどんなの知りたがったので、口で説明しながらカラの中を覗いたらラッキーにも実が幾つか残ってました。
でも取り出す前に「断言します。絶対これは虫に食われてます」と説明。
案の定、虫食い穴があって実の中身はスカスカでした。
栄養価の高いブナの実が、こんな真冬に丸々残ってるほど自然界は甘く無いです。
キツツキが突いて空けた穴。
途中、木の表面をキツツキが崩した跡が有りましたが、それだと中々キツツキの仕業というのがパッと見て納得しづらいです。
これならもう、一目できつつきの仕業と納得できます。
「こんな低い位置にとまるんですか?」とお母さんがびっくりしてましたが、冬の森でこの位置にキツツキが降りてくるのって結構良く見かけます。
確かに、夏はあまり見かけませんね。
森が生い茂ってるから見る機会が無いだけなのか、ほんとに冬だけ低い位置に降りてくるのか気になりますね。
クレアちゃんとお母さん、今日はありがとうございました!!