玉原越。
2019/02/20。
栃木県の山の会の貸し切りで、玉原のルートへガイドに行ってきました。

総勢11名。
今日は山の会の山行の道案内という形式です。

見事なブナ林なのですが、ここ数年はナラ枯れ病の影響なのか見事な老木が何本も朽ちてしまいました。
最古参級よりも少し若い次世代の老木が残ってます。

ブナの木を見上げながらスノーシューウォーク。

沼田市銘木百選のひとつ、オオヤマザクラ。

過去の老木にあわせたコースから、次世代老木にあわせたルートに変更中。
でも、雪が深い時は新ルートは大変です。
今までは、巨木を見ながら楽に歩けるルート取りが完成していたんですが・・・。

気温が上がって、先日まで深いラッセルだった玉原も、すごく歩き易くなってます。
おかげで、今日は色々遠回りしながら見て周れてます。

湿原に出て、シラカバを見つけた途端「貴婦人」と声が上がりました。
そういえば、今日の皆さんは栃木県から。
奥日光のスノーシューでは湿原に貴婦人と呼ばれる美しいシラカバが有るんですね。

平日、誰も歩いていない湿原。

ふみ後の無い雪原に踏み込みます。

晴れ間がようやく現れました。
ちょうど良いタイミングでお昼ご飯。

湿原終点に到着。

玉原越えまで来て、折り返し。
新雪の時期は、湿原の終点どころか入り口付近で戻らないといけないほど、雪が深かったのですが、
すっかり春っぽい歩き易い雪質に豹変しました。

歩き易い林道を戻るか、ラッセルしてある同じ道を戻るか考えながら、どちらでもない林間で戻るルートを選択。
山の会の皆さんで、歩き慣れてるおかげで自由なコース取りが出来ました。

ヤドリギの種が落ちてました。

ユキカワゲラ。

ヤドリギの実。
真冬に実ります。

神社の鳥居で撮影。

センターハウス(閉鎖中)の屋根から垂れ下がる雪庇。

スキー場が見えてきました。

皆さん、お疲れ様でした!
2019年2月20.日。
玉原湿原。