4月に真冬並み!谷川岳
2012年4月7日
爆弾低気圧が通り過ぎて3日後、今度は真冬並みの寒気におおわれた北関東。
2月の厳冬期並みのパウダースノーの中、出発です!
いい天気での登山を希望してた参加者は翌日に変更してもらって、
今日はやる気満々の行動派ばかり!
時折強風も襲ってきます。
瞬間的には風速10メートルを超えてそう。
地吹雪も!
強風が吹くのは短い間なので、風が止まったら移動の繰り返し。
熊穴沢の避難小屋に到着。
「避難小屋って言っても、入るのは超無理です」という説明、これで分かりましたね。
まだまだ雪の中です。
残念ですが今日はここで折り返し。
昨年は晴天の日に参加したスガワラさん。
4月にこんな日もあるんですね~。
意気揚々と帰り道。
ベースキャンプに帰ってきたー!
という訳ではなくて、テント泊をしていた人達のテントを借りて撮影。
なんかそれっぽい雰囲気でいいですね。
で、私達は何をしてるかというと・・・
雪の下から顔が!
雪洞掘りです。
さすがに雪洞は中々掘りきれません。
半雪洞状態で一人だけ食事スペース。
雪洞は時間かかるので、ツエルト内でご飯タイム。
その間も、やる気に溢れた堀り堀り隊。
着々と作業が進行。
食事タイムの隙間を使った短時間でここまで掘れました。
大柄の男三人でも何とか入れます。
ツエルト班。
強風でも樹木を利用すると全然大丈夫。
おお!晴れ間が!
なんてわけはありません。
ほんの短時間だけ一時的な雲の切れ間。
晴れ間の直後に一瞬の猛吹雪。
雪洞記念写真が、まるで遭難ビバークの写真みたいになりました。
まさか食事中の合間に三人分入れる雪洞が完成するとは思ってませんでした。
今日は気象が厳しくなりそうなので、サブガイドをお願いしたタケカワさんと友人のウサミさん。
雪洞掘りで物凄い活躍してくれました。
せっかくなので私の写真も撮ってもらいました。
雪洞はスキー場へ下がる尾根のすぐ近くで掘ってたので、晴れ間の内にスキー場を目指します。
スキー場上に到着したと思ったら、また雪が降り始めました。
うっすら見えてる谷川岳をバックに撮影。
強風で綺麗にならされた雪原で個人写真。
ポーズとり過ぎて転んでしまった!
こんな姿も容赦なく撮影します。
そんなことをしてるうちに、また雪が降ってきました。
みなさん、お疲れさまでした!