日光白根山。
三連休の真ん中の日、リピーターさんのリクエストで日光白根山に行ってきました。
どんよりしてる感じですが、僕らが下山する頃にはすっきり晴れる筈!という微妙に嫌なお天気ですが、それでも回復傾向というのは嬉しいですね。
リピーターさんお一人のリクエストに答えて募集が始まった今日の日光白根ですが、同じくお一人参加のリピーターさんが集まって賑やかになってくれました。
ロープウェーの終了時間が早く、スタートは朝一番にしないと不安なコースなので、送迎のお客さんには前泊をお願いすることになる為、参加者が集まりづらくて中々開催できないこのコース。
今回は三連休の中日という宿泊者が集まり易い条件だったので、良かったです。
オオシラビソの樹林帯。
それなりの強風の予報も有った今日ですが、序盤は濃い針葉樹林帯の為に、これくらいの風速なら風の心配はありません。
地獄ナギに入っていく斜面。
安全に思われがちなこのコースですが、こういった明確な雪崩斜面(時に落石)の危険も伴います。
積雪量や安定度の評価も必要です。
ここが目立ちますが、複数の沢地形を横切ります。
今日のようなサラサラ雪の低温の日には、急斜面はアリジゴクのように崩れて登りづらいです。
ステップをしっかり切って、腰が引けないようにしないと中々登れません。
自分が登れないだけならまだ良いのですが、登れずにもがくとせっかく作ってあった階段をどんどん崩してしまいます。
アイゼンワークは氷の上を歩くもの以外にも、粉雪やベシゃ雪など様々なシチュエーションに合わせて出来るようにしておいたほうがいいですね。
森林限界が近づいてくるとダケカンバが増えてきました。
枝が見事な霧氷になってます。
晴れ間の面積が増えてきました。
曇り半分、晴れ半分。
お天気のハザマですね。
森林限界に上がったところ。
強風の日にはここに上がる前にアウターを着込んだり行動食を済ませるのですが、今日はここで休憩したり写真撮影してる余裕がありました。
でも、一瞬晴れ間が来た!と思って写真を撮った後には
またすぐに雲ってしまってシャッターチャンスを逃すことになります。
曇りと晴れでせめぎ合ってますね。
この後、写真中央に人が歩いている辺りが一番きつかったです。
風が弱まって余裕が出てきたところで写真撮影。
もう厳冬期ですねこれ。
山頂手前で順番待ち。
出来るだけスムーズに撮影しました。
降りる時は、登る人が待ってる道(狭くて崖が有る)
では無くて岩一つぶん西側に降りれる段差が有るので、そっちで降りた方が安全かもしれません。
下山開始。
厳冬期の雰囲気です。
池も雪に埋もれて見れません。
男体山。
念願の日光白根に登った、関西からのお客様。
下山中ですが、往路では強風の為に写真が撮れなかったポイントで、登ってる風の写真撮影(やらせ)。
森林限界ですが、お昼タイムが出来るくらい穏やかな天気になってきました。
霧氷。
樹林帯を抜ければ山頂が見えそうなくらい回復してきました。
スキー場に戻ると、白銀の日光白根が顔を見せていました。
2022年3月20日。
日光白根山。