雪時々曇りの上ノ原。
ご新規のお一人様のお客様と一緒にスノーシューへ。
始まる前の移動中に「今日はどういう森を歩くんですか?」と質問が来るほど木や森が好きなお客様。
しかも、車で走ってる時に私が偶々ヤマドリの死んでるのを発見したら「停めてもらっていいですか!」と言うくらい野鳥も好きというお客様です。
そんな人には、自然観察が沢山出来て一番いいコースですよ!
この上ノ原。
薪炭材として利用されていたミズナラの二次林。
所々でシラカバがアクセントになってます。
「これって植えてるんですか?」と質問が来ました。
森に生えている木、一本一本を植えてるかどうかを確認してるわけではありませんが、と前置きして
ホテルが有る方なら観光用に植林沢山してそうですけど、この辺のは自然に森の隙間のギャップに生えて来てるのだと思います、と返答。
ヤシャブシっぽい花芽。
カバノキの科は流石にこの状態だと区別付けづらいです。
ヤマブドウの実が落ちてました。
少し高い位置に実が成ってるのをお客さんが見つけて「この実は何ですか?」と質問されました。
しばし悩んだ後…「アズキナシ」とやっと名前が出てきました。
アズキナシの冬芽。
ミズキの熊棚。
植物や木に詳しいお客さんですが、こんなに細いミズキに熊が登ってることには驚いたそうです。
サワグルミ葉痕。上手く撮影出来ました。
お天気が悪い筈の今日ですが、何故か日も出てるタイミング。
「まだお昼には早いですけど、日も出てるしこの先に行くと風を避ける場所が無いのでここでお昼にしましょう」。
風もなく温かい所で休憩した後に2~3分歩いただけで…
風が吹き抜ける吹雪の雪原!
「ほんとに条件が全然変わりますね」と驚くお客さん。
オオカメノキ(ムシカリ)の冬芽。
熊さんが引っ掻いた跡。
登った様子はなく、単に地上に近い所を引っ掻いただけっぽいです。
冬になってからの、コマユミの実。
コマユミの冬芽。
サンショウ、かな?
冬芽が少しはっきりしてない感じで、アレ?違うかなとおも思いましたが、サンショウで良さそう。
ツルウメモドキの実。
お客さんが良く行く、南関東でも良く見かけるそうです。
オオウバユリ。
最後はカラマツ林を抜けてゴールしました。
2024年2月26日。上の原。