大源太山。
みなかみガイド協会。
平日のお天気が良い、予定が空いた日。
唐突に、ガイド仲間で研修登山に出かけてきました。

『上越のマッターホルン』大源太です。

序盤、何度か渡渉を繰り返します。
のどかな渡渉もあれば、

ちょっとドキドキな渡渉も。

コハウチワカエデの紅葉。
赤と黄色がセットで落ちてました。

枝っぷりが立派過ぎるブナの大木。

なにやら美味しそうな実が付いている植物が。

エゾユズリハ(毒性)の実でした。
ユズリハは葉がグルリと輪になって付いているのが普通ですが、葉っぱが何本も欠け落ちて歯抜けになっていたので、遠目に見たら分かりませんでした。
葉に毒が有るのは良く知られてますが、実にも毒が有るらしいので、美味しそうな実が付いてても無視しましょう。

ツルシキミ。
毒性の有る常緑植物が多いですね。

ミヤマシグレの紅葉が目立ちました。

カラコギカエデの紅葉。
赤が濃いですね。

コシアブラの実。
山菜で有名なコシアブラですが、実はあまり美味しくないようです。

ブナの森を抜けて、山頂が見えてきました。

ヤマモミジの黄葉。

今年の強風の台風で折れたブナの老木。
でも、ちゃんと枝が一本生きています。
タカノツメ(ウコギ科)の黄葉。
スーパーで売ってる辛いあれではありません。

アカモノの花。
もちろん、こんな時期に咲く花ではなくて、季節を間違えてしまったものです。

斜面の樹林帯の紅葉。
現場で見ると感動するほど綺麗なのに、写真で撮るとどうも伝わりません。

山頂が近づくと、少し岩場が出てきます。
マッターホルンと言われては居ますが、岩自体はそんなに危険ではありません。

巻機山が見えています。
岩場まで来ると見晴らしが良くなります。

こうやって、普通に両手両足で上がれるくらいの初心者向けです。

山頂到着。

七つ小屋山へ繋がる稜線。そこからは、谷川連峰馬蹄形です。
2018年10月22日 大源太研修。