10月21の尾瀬ヶ原。
今年最後の尾瀬の仕事でした。
私が直接お客さんを募集しているプライベートツアー、今年最後のお客さんでした。
10月は尾瀬の入山者が一番少ない時期。
ガイド個人の募集にお客さんが来るのは結構珍しかったりします。
水上町からコンロク峠経由で尾瀬に向かう。
途中、照葉峡でちょっと車を停めて景色や紅葉の撮影。
もう尾瀬は紅葉が終わってるので、途中の少し標高低い辺りが最盛期でした。
鳩待峠。
山荘も営業を終えて、だいぶ寂しくなってます。
テンマ沢田代の辺り、幾つか花が咲いていました。
数日前に小春日和が続いたので、間違えて咲いてしまったのでしょう。
川上川。
すっかり水が減っています。
尾瀬ヶ原に入る。
すっかり茶色の世界です。
ところどころ、僅かに花が咲いてたりします。
セリ科の植物、ドクゼリかな。
もちろん秋の実りも見られます。
ズミ(バラ科リンゴ属)の実。
人が誰もいない木道を撮影するなんていうのも、この時期ならではですね。
帰り道。
来るときにカルガモが二羽いた池塘のところで、まだ二羽いたので同じ個体かなと思ったら、
来るときに見たのよりもだいぶ小さい。
いかにも今年生まれましたっていう感じのカルガモ。
お客さんと一緒に「無事に冬越せよ」と声を掛けつつ通り過ぎました。
静かな湿原を眺めな終えてから帰路の山道へ入る。
また来年、尾瀬に来るのが楽しみです。