庭木の手入れとか。
12月20日、水上町。
人里はぽかぽかといい天気。
人里では雪が降っていなくて、スノーシューツアーも始まりません。
会社の車の手入れとか、庭木の手入れとかしながらのんびりと積雪を待ってます。
ホームセンターに買出しに行く途中に谷川岳方面を撮影。
下界では青空ですが、谷川岳の上では積雲が積乱雲へと成長してます。
里に雪が降らなくても、谷川岳だけは順調に雪が降ってます。
(翌日のスキー場の発表では40cmだったそうです。)
剪定で切り落としたモクレンの枝。
枝を切り落とした跡に塗るツギロウを買いにホームセンターに行ってました。
モクレンの冬芽。
これは先端に付いている大きな花芽です。
モクレンの花は春のかなり早いうちから花を咲かせます。
剪定した枝の冬芽なので、遠慮なく観察できます。
以前、冬芽の観察の講習会を受けたことがありますが、講師の先生が枝を採取するやり方があまり上手ではなかったのでヒヤヒヤして見てたことがあります。
冬芽の観察に使うのはできるだけ健康的で発育のいい枝なので、剪定では普通切らないような良い枝を切ってしまうのは仕方ないにしても、
「あ、どうせ切るならこっちの枝のほうが今後の成長に影響が少ないのに」とか「切断面をもっと面積少なく切ってあげて」とか「剪定ハサミの向きが逆ー」など。
樹木の手入れの知識は、自然体験の先生に必ずしも必要ではないにしても、多少はその辺を知っていた方がいいんじゃないかな、と感じました。
ブルーベリーの株元にピートモスをまぶす。
ブルーベリー(ハイブッシュ系)の根っこは酸性の腐植質が必要になるんですが、腐植質の代表である腐葉土は見事なアルカリ性なので使えません。
これもホームセンターでピートモスを買ってこないといけません。
ピートモス=ミズゴケやヨシなど湿原に生える植物が泥炭層となったのを加工したもの。
ミズゴケや泥炭層と言えば、私の仕事の中では尾瀬の環境にも通じる単語です。
ブルーベリーと言えばツツジ科。
ツツジ科は豊かな土壌よりも厳しい環境を好む物が多く、尾瀬でも傾斜地や湿原などに多く分布しています。
注:尾瀬にはブルーベリーはありません。同じツツジ科の植物が多いという話です。
注:また同じブルーベリーでもラビットアイ系の様にピートモスを必要としないものもあります。
私の園芸は素人園芸もいいところですが、それでもネイチャー系のガイドの幅を広げるのに役立ってます。
フユイチゴ。
こちらは常緑性の低木で、面倒はほぼ掛かりません。
例年ならこの時期は雪が積もっているので、雪の中から赤い実を楽しませてくれてます。
面倒が掛からないというか、下手すると繁殖し過ぎるので駆除に近い伐採が必要になる時も。
ただ、ブナ林下などに多いフユイチゴは日射を嫌うので、庭木の株元から外には伸びていかない為に割と放置でよかったりします。
と、こんな感じのスローライフで雪が降るのを待ってる毎日です。