早春のトレッキング。
2012年5月初旬。
ゴールデンウィークまで雪山を歩いていたので、これから始まる春のトレッキングの前に、自宅近くのハイキングコースを歩いてきました。
頭の中を春山のフラワートレッキングのモードに変えて行かないと、花の名前がぱっと出てこなかったり、自然解説の流れが悪くなったりしてしまいます。
滝という、知る人ぞ知る穴場。
ひっそりとしたコースの筈なのですが・・・行って見たらやけにオープンになってました。
スギ林の部分が全て伐採されてました。
花粉症の私としてはスギはいくら切ってくれても構わないんですが、いきなり全部とはびっくり。
上部に有る自然林はそのまま残ってるみたいですね。
ヒトリシズカ。
林縁や林道でよく見ますが、林が無くなって更地になったらこの後はどうなるんでしょうね。
春のトレッキングではよく見る花ですが。
スミレ類も非常に多い森でしたが、この後は厳しそうですね。
アマドコロ。
これも林内のそこそこ日が当たる場所に咲くので、来年以降はどうなるのか。
こういうのって段階的に少しずつ切っていくわけにはいかないのかなーとか思いましたが、常識的に考えてそういうわけにはいかないんでしょうね。
伐採された場所に入る前の入り口辺りに咲いてるクサボケ。
日当たりのいい場所を好むらしいので、このクサボケが勢力を伸ばすのかもしれませんね。
来年に来たときには、咲いてる花の分布が大きく変わってそうです。