岩櫃山ガイド研修。
2014年11月30日。
みなかみ町山岳ガイド協会の秋の研修。
岩櫃山をガイドする為の研修というわけではなくて、『危険個所安全通過と事故発生時の対処』の訓練の場所に岩櫃山
を選んで行いました。
みなかみ町の山はこの時期とても寒く、うっすら雪とか積もってるのでちょっと暖かい南の山に遠征です。
移動中。浅間山が綺麗に白く染まってました。
ここまでくると浅間も近くなって大きく見えますね。
この山が選ばれた理由の一つに、適度な岩場があるのでこの手の講習に向いてるからです。
山岳ガイドだけでなく、ハイキングガイドの人達も参加しているので岩壁のような場所ではなく、普段のハイキングルートを想定したシチュエーション。
搬送訓練。
ツエルト梱包して、
タスキがけ担架搬送。
ヤッケを使った担架作成。
背負い搬送。
ヤッケでシットハーネスを作るタイプや、ストックで足掛けを作るタイプなど。
簡略バージョンのサラシ背負い搬送。
サラシは中々持ち歩かないので、代わりにスリングを繋げて。
スリングだとちょっと痛いですが、これでは長距離を運べないので少しの距離を移動する時に落とさないようにする為くらいの意味合いです。
小さなガイド協会ですが、わりと頑張って活動しています。
秋も終わり、冬はスノーシューや雪山でのガイドを続けるメンバーも居れば、スキー場パトロールなどに入る者も。
冬のガイド協会は人数も減って少し寂しくなりますが、また春に会いましょう!ということで11月の最後にみんなで講習会でした。