10月の初雪登山。
谷川連峰馬蹄形。
雪予報も出ている谷川岳。
北陸から来ているツアー会社のお客さんを連れて谷川岳へ。
昨日、東北の山から帰ってきて、今日はそのまま縦走です。
それほど強い雨ではありませんが、西黒沢に滝が出ています。
カッパを着たい人は着ても良いけど、着なくても濡れない程度の雨。
天神尾根沿い、唯一咲いてた季節はずれのシモツケソウ。
ツルリンドウの実。
自分で齧ってみたことはないですが、凄く苦いそうです。
小動物が半分だけ齧って、そこでもう食べるのをやめた跡を良く見かけます。
相当苦いのでしょう。
肩の小屋の間近まできたら、さっきませ雨だったのが
お天気もあまりよろしくないので、トマ・オキとササっと抜けて蓬ヒュッテを目指します。
ミヤマシグレの紅葉。
体に着いた途端に水になってしまうようなミゾレですが、岩陰にはアラレっぽいのが溜まってます。
北へ行けば行くほど、紅葉が綺麗になってきました。
この辺から、降りが少し強くなってきました。
結構遅い時期まで残ってる、ホソバコゴメグサの花。
茂倉岳を抜けると、雪と風が強くなってきました。
やっと蓬峠。
ここから小屋までは数分もかかりません。
小屋泊まりの写真は摂り忘れ。
ヤマ○イJoyの秋号?の撮影だという若い人達が泊まってました。
蓬ヒュッテがほぼ満室。
八方台登山口より入山。
早朝、出発。
今日はお天気が徐々に回復して行く筈ですが、どうなることか。
馬蹄形、最北部の稜線が一番紅葉が良かったです。
ヤ○ケイJOY秋号は紅葉の撮影で来たらしいですが、昨日はお天気が悪くてこれが撮影できなかったらしい。
私達とは逆周りで縦走しているので、この一番良い区間が撮影できないはず。う~ん残念!
雲が少しずつ上がってきて、上越のマッターホルンとも呼ばれる大源太が見えてきました。
もしかしたら、来年には大源太のツアー設定もするかもしれないということで、お客さん達が見たい見たいと言ってたので、見れて良かったです。
清水峠。
行動食。
私が最も信頼してる行動食のうちの一つです。
湿原の草紅葉の中に、鮮やかな柔らかい緑の苔が映えています。
写真だとどうも伝わりづらいですね・・・。
可愛い可愛いと大好評でした。
振り返ると、紅葉の稜線と奥に大源太。
山頂部までスッキリ見えてきました。
ジャンクションピークの前後くらいから、霧氷や積雪が現れました。
氷の奥には、昨日歩いてきた稜線。
凄い霧氷。
紅葉のツツジの枝にも。綺麗でですね。
霧氷の稜線。
一面の紅葉の鮮やかな斜面に霧氷。
年に何度も見れない風景です。
笠ヶ岳の奥に、オキ・トマの双耳峰から一ノ倉・茂倉の稜線。
絶景ですね。
朝日岳の道標も霧氷。
馬蹄形稜線に9つ有る山頂の内、この朝日岳だけは周囲になだらかな裾野を広げ(谷川岳にしてはですが)、池塘や湿原が有ります。
谷川岳にも近づいてきたアップになりました。
一ノ倉沢の雪渓が見えてます。
奥に朝日岳。
ここから、結構長い終盤戦が始まり、薄暗くなり始める頃に下山完了。
馬蹄形をクリアして、お客さん達は大感激で感動してました。
2017/10/4日~5日。
谷川連峰、馬蹄形・時計周り縦走。