尾瀬ガイド。
5月末~6月。
5月の前半までは、至仏山や尾瀬ヶ原のスノーシュー(アイゼン)のツアーをしてましたが。
早いもので一月も経たない内に、普通の春のトレッキングガイドです。
5月中でミズバショウのピークが終わってしまい、リュウキンカが花の盛りになりました。
雪の少なさと、暑さが原因です。
2年前にも似たようなことがありましたが、その時は強烈な寒の戻りで霜が降りた為、あらゆる花が影響を受けてしまったのですが。。。
今年は霜もろくに降りずに、大抵の花がかなり綺麗に豊作になってます。
モリアオガエルの卵塊。
5月中に産卵されてることも驚きなのですが・・・写真のは、既に泡が融け始めて居るので、だいぶ前に産卵されてる筈。
5月にチングルマ。驚きの早咲き。
至仏の雪も、真夏並みに少ないです。
ほんのちょっと前まで、あそこをスノーシューで歩いてたのが信じられません。
6月に入りました。
至仏山の雪も、あとわずか。
6月の頭なのに、チングルマがピークを迎えて咲き乱れてます。
最後まで残る、ミズバショウ群落。
ヒメシャクナゲ。
ズミもほころび始めました。
なんと、木道すぐ脇にオオサクラソウが一輪だけ。
通常は、木道からちょっと離れて、しかも窪んでる場所に咲くので、なかなかこんな近くで目にすることができません。
木道から降りて写真を撮ろうとする人が後を絶たないのか、早速ロープが張られてしまいました。
6月10日まで。
6月上旬までにどんな花が咲いたのか。
ユキザサ。
ミヤマカラマツ。
マイヅルソウ。
シウリザクラ。
大半はツボミですが、日当たりの良いところは開花してました。
尾瀬で一番最後に咲く桜なのに。
トリガタハンショウヅル。
ノビネチドリ。
夏至が訪れた辺りで咲く花のイメージが強いですが。
ミヤマエンレイソウ。
山道の花はこんな感じでした。
雪が多い年には、未だ道沿いに雪が残り、花など殆ど咲かない年も有りますが、今年は百花繚乱。
尾瀬ヶ原ではズミが大豊作の満開。
今年は沢山の実が成りそう。
オオバタチツボスミレ。
ミツバオウレン。
レンゲツツジ。まだツボミですが早いな~。
ワタスゲ。
6月後半が例年の旬の頃です。
2018年(平成30年)6月上旬尾瀬。