日帰り登山。
8月/谷川岳や茶臼岳。
8月中、泊まりで山に行くことが多かった分、日帰り登山のガイドが少ないでした。
地元谷川抱けも何度かガイドで行きましたが、お天気の悪い日ばかりでした。
その分、他の山域に遠征した時は良いお天気が多かったので、贅沢は言えませんね。
でも、雨が降ってた割りには小雨で済んだりとか、途中で止んでくれたりとか、そこまで悪いお天気には当たりませんでした。
小雨が降る中で歩き出して、雨が止み後ろを振り向くと榛名山。
「この天気なら榛名山辺りが見えたらラッキーですね」なんて思いながらその奥を見ると・・・。
富士山が見えてました。
もっと近くの他の山さえ見えない状況で、富士山の方向だけちょうど雨雲が薄くなってたんですね。
トリカブト。
オヤマリンドウ。
この日は、お客さんがHP掲載NGだったので、お花と景色の写真だけで。
栃木県遠征。
那須の茶臼岳。
栃木と言っても県境に有って、反対側は福島県。
遠いです。
登山は片道40分程度なのですが、バスの乗車時間が長くて腰が痛くなりました。
距離も短いので、初級者用コースと言うことで募集されたバスツアーのガイドでしたが、
なかなか大変でした。
シラネニンジン。
シラタマノキの実。
そこを抜けると、岩と低木の尾根。
茶臼岳山頂のお宮。
火口周辺は、地熱でほのかに暖かいでした。
下山後。那須高原の牛乳を使ったソフトクリーム。
バスツアーなので、帰りは牧場によってお買い物タイム。
ガンジィー牛乳。
群馬に戻って夕食を食べるのが遅い時間になりそうなので、途中パーキングで栄養補給。
こちらは谷川岳天神平。
前日に、いきなり「明日ガイドお願いします」とガイド頭に言われて急遽出動。
教育旅行で谷川岳を検討中の学校の先生の案内ということで、何年生ならどこを歩いて…などの提案と相談もしないといけないので責任重大です。
ガスガスですが、少し薄くなるタイミングもあるので、時々視界が取れます。
ヤマハハコ。
ミヤマキンポウゲ。
勿論、花の旬の時期はとっくに終わってますが、一輪だけ遅咲きがありました。
オヤマリンドウ。
トマノミミ山頂に立って、視界は全く無いのですが時おり、ふわーっとガスが薄くなって周りが見えます。
ガスで周りが見えないと、下見に来ても回りの風景が分からいですからね。
周囲が見えれば、児童たちがこういう景色の中を歩けるというのがイメージしやすいですしね。
下山開始してしばらくしたら、更に山頂方面が晴れてきました。
雪蝕地形の草原と笹原。
低学年には麓のブナの森、高学年は山頂目指して登山経験を、という方針らしいので、この景色に満足していただけて良かったです。
行き先として決定すれば向こう5年間継続するらしいので、水上町の観光誘致やガイド協会の仕事としても責任重大でした。
2018年8月の登山ガイド(日帰り)