槍ヶ岳から穂高へ。
8月21日、槍~大キレット~奥穂高。
昨日のうちに登る予定だった槍ヶ岳、雨で翌朝に変更した為、早朝出発。

朝食の時間の前に、行って戻ってくる作戦です。

深夜には星も見えて居たのですが、出発するときにはガスがかかり、時折小雨も降るコンディション。

この時間だと、まだ数人しか登っていないので山頂で、ご来光を待ってるうちにガスが少なくなってきました。

ご来光を見ている皆さん。

一面ガスに包まれていたのが雲海になりました。

足元に有る槍ヶ岳山荘。
見ていると、今から出発する人がそこそこ居るみたいですね。
早朝出発組はごく僅かでした。

明るくなったところで、記念撮影やり直し。

明るくなると、登ってくる人達の行列が見えてきたので下山開始。
これ以降は、あまりゆっくり山頂に居られないでしょうね。

山小屋に、朝日がやっと当たり始めました。
遅い朝食を食べて、穂岳へ向けて出発。
お天気が持ちそうなので、大キレット・穂岳へのルートを選びました。

朝方が一番お天気が良くて、この後はガスに包まれてました。

トウヤクリンドウ。

振り返れば槍ヶ岳。

タカネヤハズハハコ。

イワギキョウ。

ミヤマタネツケバナ。(ちょっと確信無し)。

ウサギギク。

白いサンゴみたいな地衣類。
ちょっと調べたら同じようなのがネットで出てくるのですが、正確な名前が分かりませんでした。

時折、ガスが晴れて視界が取れますが、見えたり曇ったり。
天狗原。

南岳小屋。
行動食アンド休憩で、コーヒーとかカップラーメンをいただきました。

大キレットへ向けて降りていく。

時々、ガスが薄くなって見えてくる北穂高岳。

あまり視界が通らないので、いまいちスッキリ感に欠けます。

そう言いながらも、一瞬だけ晴れ間になったりするので、山の天気は変わりやすいですね。

シラネニンジン。

穂高に近づくにつれ、ガスが濃くなって時々霧雨も。

北穂高小屋に到着。
喫茶メニューがあまりに美味しそうだったので、ここでも食事休憩。
3日分プラスαのパンに、その他行動食やお菓子類もたっぷり持って来てるのですが…
山小屋ごとに何かを飲み食いしてるせいで、自分の持ってきた食料が全く減らないので荷物が軽くなりません。

ガスってると、悪いことばかりでもありません。
お天気悪いと活発に動く雷鳥をツガイで発見。
ガスの中の雷鳥って、全然分かりませんね。

アップで。
カモフラージュ効果ばっちりですね。

ミネウスユキソウ。

イワベンケイ(雌花)。

涸沢が見えてきました。

シコタンハコベ。

今日の目的地、穂高岳山荘。

ガスが晴れたり曇ったりしていたので、ブロッケン現象が長時間出てました。

かなりクッキリしたブロッケン現象。

笠ヶ岳に落ちる夕日。

アーバントロート(夕焼け)に染まる岩壁。
2018年8月21日、槍ヶ岳-大キレット-北穂高岳-涸沢岳。