尾瀬・至仏山。
山ノ鼻~東面登山道~鳩待峠。
夏山は東北や北、南アルプスなどへの出張が多くなってきて、群馬の山に中々来れてません。
冬にスノーシューで来る回数の方が多いんじゃないかという感じになってきました。
山ノ鼻から東面登山道へと進み高木の樹林帯を抜けて低木帯に入ると、見事な景色にほっと一息。
森林限界を過ぎれば、後方にはずっと尾瀬ヶ原が。
ジョウシュウオニアザミ。
花がどんどん減っていく時期ですが、時折散っていないのが見つかります。
タカネトウウチソウ。
お客さんは良く「シライトソウ」じゃない?とか言います。
天国への階段、とは私が勝手に言ってるだけですが、高天原に上がる階段なので、あながち間違いではないでしょう。
「ろくでもない階段」とも言ってます。
季節はずれのホソバヒナウスユキソウ。
種子の時期さえ終わってる筈ですが、これだけは少し前まで花が咲いていた感じでした。
ネバリノギランのオレンジの紅葉。
チングルマの紅葉。
山頂からの眺め。
山頂からの巻機山。
鳩待峠に向けて下山開始。
ホンドミヤマネズ。
ブルーベリーっぽい実が付いてますが、ヒノキ科の針葉樹です。
ナナカマドの紅葉と赤い実。
タカネバラ(タカネイバラ)の赤い実。
小至仏までの緩やかな登山道。
この眺めや雰囲気が好きという人は多いです。
振り返ると蛇紋岩。
キンロバイの花が少し残ってました。
至仏でも、この箇所はまとまって群落になってますが、他の場所ではあまり目につかない花です。
小至仏山頂へ。
オヤマザワ田代。
小至仏からの下り階段が急なので、下りが苦手なお客さんだとその部分だけコースタイムの倍くらいかかってしまいます。
キンコウカの紅葉。
オオシラビソのマツボックリ。
オオシラビソはマツボックリを落とす時は丸ごとでなくて一枚ずつの羽に分解して落とします。
なので、丸のままのマツボックリは中々見れません。
先日の台風で枝ごと落ちたので良く見れます。
登りではコースタイムの10%プラスくらいで登れましたが、下りはコースタイムの1.6倍かかりました。
バスは貸切で待っているので大丈夫ですが、この日のお宿の夕食時間に遅れてしまうので、鳩待に付いたら大急ぎで出発。
土合に泊まって、明日は谷川岳です。
2018年9月28日 至仏山。