清水越え。
2019/8/6日。
みなかみ町の谷川岳ウィークのイベント清水峠越えツアーの為の、道路状況調査と危険個所の確認、整備の為に下見に行ってきました。
エコツーリズム協議会だけではなく、営林署や土木工事、環境庁など合同の調査です。
それに乗っかっているので、芝倉沢まで車で移動。
芝倉沢。
冬が終わると荒れてて通行に支障があることも多いのですが、今年はそんなに荒れてませんでした。
シモツケ。
草本のシモツケソウではなく、木本のシモツケ。
普段、谷川岳のトレッキングや登山では見かけないのですが、芝倉沢周りに有るとはちょっと意外でした。
ニッコウキスゲ。
コオニユリ。
オニシモツケ。
ソバナ。
カリガネソウ。
現場で「シソ科の何かだね」というところまでしか分からず、帰宅してから調べました。
ヤマユリ。
オキノミミと一ノ倉。
ホトトギス。
以前は谷川連峰にはタマガワホトトギスが有ると言われてましたが、今ではニッコウホトトギスということになりました。
私には区別がつきません。
谷川岳ドライブインのわっぱ飯。
美味です。
沢沿い。
どうしても雪や増水で道が崩れるので、通過が大変です。
芹の仲間。
種類が多く、低山に相当する部分では何の仲間が調べるのが大変なので、何の花か調べるの放棄しました。
滝沿いで休憩。
暑い日ですが、沢で休むと生き返るようです。
滝沿いにカラマツソウの仲間。
パッと見てミヤマカラマツなのですが、地面には生えずに垂直に近い崖からのみ生えてます。
地面にもミヤマカラマツが生える余地がありそうな場所が沢山あるのに、何故か岩壁のみ。
別種なのか、それとも地面に咲けない理由があるのか...
今回、イベントの為の登山道チェック兼整備なので、登山道が崩れているところにはロープを張ってきたりしました。
定番の、ジョウシュウオニアザミ。
この清水峠超えで発見された花。
ミヤマクルマバナ。
標高が上がり、峠も近づいてきました。
この辺の景色、私は凄い気に入ってます。
泥炭層の部分にはキンコウカ。
ホソバコゴメグサ。
峠がすぐそこ、というころこまで来ました。
巡視小屋。
登山者は使えません。
笹魚。
ササの芽にできた虫こぶ。
多分、もっと有るのでしょうが、枯れ葉みたいな感じで目に留まらない物が多いです。
こんな綺麗で立派に出来てるのを見たのは二度目でした。
この後、清水集落への道は、普通の登山道でお花も多くないので割愛。
(というか、時間の尺の都合上、かなりの急ぎ足で写真撮ってませんでした。)
2019年8月6日。谷川連峰清水峠。