苗場山。
2019/8/17~18日。
祓川コースで苗場山の宿泊のガイドに行ってきました。
苗場の泊り仕事だと、和田小屋前泊で日帰り登山のパターンが多いのですが、今日は頂上ヒュッテ泊です。
小松原分岐に到着。
写真は一気にここまで飛ばしましたが、ここまで来るのが大変でした。
比較的涼しい日に当たったとはいえ、お客さんが10分毎に水飲み休憩したがるほど蒸し暑い。
シモツケソウ。
ここには、チシオシモツケと両方有ります。
キンコウカ。
稜線に出るまでは、既に咲き終わったキンコウカばかりでしたが、標高を上げると見ごろでした。
オヤマリンドウ。
富士見坂を降りながら、鞍部のお花畑が一瞬見えてきました。
「あんなに下って、また登るのですか~?」とがっかりするお客さん。
何故、このタイミングでガスが晴れてしまうのか、とひとしきり笑ってました。
ネバリノギラン。
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)。
クロトウヒレンかシラネアザミか、区別を付けるのが厄介なパターンです。
花柄がちょっとだけありますが...
花柄が"殆ど"無い、と書かれてるクロトウヒレンでも、この程度の花柄が有ることが多いので、クロトウヒレンでいいかな...・。
元々、同じ花が標高で変形してるだけらしいので、ムキになって区別付ける必要すらないのかもしれません。
苦労した登り返しの部分はすっとばして、山頂の湿原。
途中のお花畑に有ったキンコウカが綺麗でしたが...
山頂のは輪をかけて美しいでした。
なんの感動もない、苗場の山頂。
山頂ヒュッテのすぐ前に有る神社。小赤沢の道沿いに有る苗場神社とは別です。
上に乗ってる像が、薄暗い中だと鳥に見えるのでびっくりします。
夕食まで間があるので、霧の山頂湿原を散策。
苗場神社の方まで行こうかと思いましたが、サンダル履きだったので、この辺で戻りました。
早朝の散策。起きた時は、霧にすっかり包まれて風もビュービューでしたが...歩き出すころには回復しはじめ。
オオシラビソのマツボックリ。
山小屋に戻るころには、すっかり青空に。
それでもガスに包まれていた山頂でしが、下山中に振り返ると苗場山の雄姿が見えました。
夫婦ブナで休憩。こんな暑い日が、下りで良かったです。
2019年8月17~18日。苗場山。