防水アウターグローブ。
前回、インナー用のグローブを一新したのにあわせて、アウター用のグローブも買い換えてみました。
今までは5本指タイプで付け外しに少し時間がかかってたのですが、サっと付け外しが出来るオーバーミトンタイプです。
保温性もこのミトンタイプの方が少し高いです。
これは無理して買い替えなくても良かった気がしますが、今まで見ていてオーバーグローブを付けたまま何かの作業をするお客さんは居ない、ならば指先が器用に使える5本指に拘らなくても良いだろうと判断して買い替えました。
写真撮影以外でも、休憩時にお茶を飲む、お菓子を食べる、リップクリームを塗る、それらの出し入れをする等々でも必ずオーバーグローブを外して付け直しすることになるので、その時間もトータルすると結構馬鹿にならないのです。
オーバーミトンタイプで指先だけ出す穴が空いてるタイプの物も検討したのですが…その手のタイプは『雪仕様』の物になっていて、水っぽいベシャ雪だと染みてくるのが心配なので、防水性が高い(その代わりゴワゴワしてる)このタイプにしました。
サラサラの粉雪の時は手袋の防水性ってそこまで気にならないのですが…標高が低くて雪が水っけを帯びていることが多い水上町ではスキー手袋ぐらいの撥水性で雪遊びしてると手がびしょ濡れになったりします。
私はガイドなのでグローブは皮手袋にしてるのですが、撥水ワックスを塗っても暖かいに日は普通に水が染みてきます。
逆に、寒い日であれば雪が溶けないから水が染みてくるようなことはまずありません。
『暖かいせいで、手袋が濡れて染みる』という普通のスノーシューコースに比べて悩ましい点が有るみなかみ町ですが、雪国としては格段に暖かいというのは利点でもありますね。
指と言うのは冷えやすく、また凍傷にもかかりやすい場所です。
冬の装備というのはどれも大事なのですが、その中でも特にトラブルになりやすいのがグローブ。
私もお客さんのレンタル用をどういうタイプにすれば良いのか、最も悩んでいます。
暖かい手袋は、指先の操作性が悪い。
防水性が高いものは、指先の操作性が悪い。
相反する要素をどこで折り合いを付けるかです。
過去に用意したタイプも、古くて使えないわけでは無くて現役なので、その日の天候によって色々組み合わせを試そうと思います。
2021/12/20