雨呼山にオオアカゲラ。
2015年2月17日。
平日ですが、2組のお客さんが入って、雨呼山へ。
先週末に、日本で降雪量が二番目くらい?に降ったらしいですが、雪の壁が一段と高くなってます!
登山道に上がるのにも「え?ここ上がるんですか?」と言う感じ。
すぎちゃん、みやちゃん組と、前日に直前予約のきみちゃん、さかもっさんと一緒に出発!
スタート直後から動物の足跡がいっぱい。
一昨日まで大雪で、昨日からはお天気が良かったので、相当活発に動いてるようです。
雪の上にマツボックリやドングリの帽子などの落し物も多数。
登って、下って。
スノーシューの歩き方を色々楽しんでもらいます。
テンが木の根元に穴を掘って物色した跡。
奥利根源流の集落を背景に。
木の削り跡も何箇所も。
枝の上を見ると、キツツキが突いた跡が。
エナガの群れに遭遇。
珍しくかなり低い位置にまで下りてきてくれました。
不可解な足跡がついてるな~と思い、登山道を外れて確認しに行くと日本猿の足跡でした。
この時期は道路沿いで餌を採り、電線を伝って移動することが多いのでスノーシューコースでは殆ど見かけないので珍しい感じです。
外国から来たお客さんに「スノーモンキーは居るか?」と良く聞かれますが「山には居ません」といつも答えてます。
最近、一匹分の足跡だけ見かけるので、群れを飛び出した雄猿が雨呼山を行動圏にしてるっぽいですね。
山頂で記念写真。
滑り台。
お食事タイム。
雪は少ししか降ってなかったのですが、風が冷たかったのでツエルト設営してランチ。
歩いてる時には暖かくても、止まると冷えますしね。
利根川を見下ろして記念撮影。
みんな元気ですね!
どうも今日はキツツキの痕跡が多いな~と思ったら、オオアカゲラに遭遇。
ずいぶん長いこと突いてる様子を見せてくれました。
「アカゲラよりも数が少なくて珍しいんですよ」と説明しましたが、軽井沢の有名な野鳥の森でも稀にしか見れないそうです。
結構貴重だったんですね。
登山道の無いコースを自由に移動。
氷筍。
移動中、テンの足跡の先に奇妙な穴があったので、急斜面をわざわざ降りて確認に行くと・・・
結構深い穴が空いてました。
イタチ科は雪のトンネルを掘りますし、穴が空いてるのは珍しくないのですが・・・
木の根もとのツリーホールや、雪が薄くなってて地面が近い所ならともかく、何も無い平面に突如として穴だけ空いてるのは結構奇妙です。
地面まで掘ってるわけじゃなくて、途中で穴掘り止まってますしね。
穴の底と入り口の周りに植物の種と、実の部分の食べ残しみたいなのが散乱。
まさか1メートル近く埋まってる食べ物に気が付いて穴を掘ったんでしょうか?
現場を見てない限り答えは出ないんですが、興味深いです。
大雪が降った後のお楽しみ。
雪庇落ち遊び。
もう雪まみれです。
ゴールまであとちょっと!
駐車場まで普通に緩やかなトレースがあるんですが、隣の急斜面をあえてラッセル登る皆さん。
きつそうです!
横から見るとそれほどでも無さそうなんですが、実際登ってると凄い急に見えるんですよね。
なんとか登りきってゴール!
みなさん、お疲れ様でした!