雨呼山。
2021/1/30
今日は、ご新規のお客様お二人を連れて、貸し切りで雨呼山スノーシューへ。
夏山登山はやっているけれど、スノーシューは初めてという、ご夫婦です。
登山をやっている人は、装備もばっちりなので、今日のような天候の日も心配が無くて良いですね。
今日は、午後に向かって天気は良くなりますが、朝のうちは地吹雪が時折吹く状況です。
地吹雪が吹き抜け、森の樹々に雪をまぶしています。
美しいですね。
サラッサラの粉雪は歩くと気持ちいいのですが、斜面では安定しづらいので良く転びます。
服装・装備がしっかりしていないと、粒の細かい雪が隙間から入ってきます。
今日はご夫婦そろって、服装はばっちりなので安心です。
雨呼山の山頂。
今年は雪庇が育っていなかったのですが、少しずつ出来始めました。
雪庇が育ってくると崖の方に張り出すので、たまにそっちに向かっている足跡が有ったりするので落ちる人が居ないかちょっと心配です。
ご神体の一つ、雷神岩。
北風で、木の上から色々落ちて来てます。
ミズナラ(どんぐり)の枝。
ドングリの帽子だけ残ってます。
熊棚と言って、クマが木の上でどんぐりを食べた跡の枝です。
木の上に並んでいるのですが、雪や風でこの時期下に落ちてきます。
パウダースノーの時、スノーシューで坂を下りるのは気持ちいいです。
転んだりもしますが、粉雪クッションのおかげで痛くありません。
でも、慣れてないと転んで起き上がる時にけっこう疲れます。
龍棲洞の中にある、氷筍。
先日の気温が上がった日に、何本か倒れたみたいです。
歩いていて、小枝に足を引っかけたと思ったら、枝が凄く重くて足が全く動かせなくなり、掘り出してみたら凄い大きな木の枝が出てきました。
熊棚から落ちてきた枝です。
以前に来た時は無かったので、今回の吹雪で落ちてきたんでしょう。
この大きさの枝を折って食べる熊って凄いですね。
真上を見ると、熊棚が有りました。
途中までは登山道沿いに先行者の作ってくれた道をトレースできましたが、ここからは誰も通っていない場所を私がラッセルして移動します。
道が踏み固まっていないので、うっかりしてるの転んでしまいますが、雪の中なので転んでも楽しそう。
例のポイントでお二人を撮影。
最後はお尻滑りでゴールです。
お尻滑りは雪質によっては速度が出過ぎて危ないので、今日くらいの粉雪だと雪がブレーキになるので楽しく遊べます。
2021年1月30日。
雨呼山。