11月の玉原高原ガイド。
11月くらいになると、みなかみ町での登山やハイキングの仕事が終わりに近づきます。
スノーシューのシーズンになるまで閑散期に入ります。

根雪にこそなりませんが、11月ともなると気温も下がり雪も降る時もあります。
今日も学校のハイキングのガイドでしたが、降雪のために急遽ルートを工夫しました。

白い浅間山。美しいですね。

ブナの森は紅葉してます。
森の中には雪が積もってません。

大きなブナの幹を見るとわかりますが、水が滴っています。
葉が雪を受け止め、それが日射で溶けて水となり幹を伝っています。

雪と紅葉。
森の中でも雪が積もっている場所が有ります。
木の枝が葉を落としていたり、大木が倒れて隙間になっている箇所です。
葉が雪を受け止めず地面に降り積もり、日射は森が遮ってくれるので溶けずに残ります。

ササに積もった雪。

ブナ平のブナ地蔵様も雪をかぶってました。

この辺になると、雪が積もっている箇所の理由が変わります。
木を見るとわかりますが、片方だけ幹に沿って雪がついてます。
雪がついてる側は、利根川が有る方向。
谷沿いに強い地吹雪が吹き付けて雪が多く残ったのでしょうか。
地形により、風が抜けやすいところとそうでないところがあり、雪の有る無しが極端でした。

目的地のスキー場も雪。

帰路、紅葉の葉の絨毯。

玉原スキー場のキリンも雪をかぶってました。
この辺りでグリーンシーズンのガイドも一区切り。
スノーシューの準備をしながら備えてます。
2025年11月の玉原高原ハイキング。