水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

初雪の至仏、奥白根登山

至仏山・日光白根山。

初冠雪の両山でした。

 

昨日の男体山の続き。

今日は初冠雪の至仏山。

至仏山初冠雪2020

100名山巡りのツアーを長年続けている会社さんなので、顧客の装備・体力レベルは大丈夫な筈ですが、それでもこういう日だと緊張しますね。

ガイド二人ですが、パーティを分けずに全員で登山。

幸い、ガラガラで単独登山者数名としかすれ違わなかったので、15人で並んで歩いても他の邪魔にはならずに済みました。

濡れた木道

雪の降った日は、木道の上に積もった雪で滑って転ぶ怪我も心配です。

 

尾瀬ヶ原方向

尾瀬ヶ原方向。

残念ながら、湿原の部分だけ雲に覆われたままでした。

 

オヤマ沢田代

稜線に入って、オヤマ沢田代。

ここからは本格的に雪が木道に載っています。

先頭の私が、足を引きずって歩きながら木道の上の雪を落としました。

 

久しぶりの雪の道。

さすがにスノーシューやアイゼンを使うほどではありませんが、次のウィンターシーズンの近づきを感じます。

ジョウシュウオニアザミ

こんな雪の中でも花が残っているジョウシュウオニアザミ。

この至仏山が基準標本の産地の花です。

 

小至仏

状況も厳しいので、小至仏は寄らずにスルー。

 

ハイマツ帯

ハイマツやシャクナゲの上に積もる雪。

 

山頂近く

山頂までもうすぐ。

 

至仏山頂

山頂に到着したタイミングで風が止み、山頂で食事と休憩が出来ました。

山頂で食事してる余裕が有るとは限らないから、途中途中で行動食をとりながら来たのに、まさか嬉しい予想外れでした。

お客さん用に持ってきた、予備の防寒手袋やホッカイロなども、全部は使い切らずに余裕を持って下山できました。

 

ハコネサンショウウオ

帰り道、初雪の中を歩くハコネサンショウウオ。

暑さが苦手で天気が悪い時に移動するらしいですが、中々無茶な両生類です。

 

翌日、早朝にヘッドライトを付けて日光白根山へ。

積雪

途中までは雪のゆの字もありませんでしたが、標高を上げると積雪。

 

雪の森

薄曇がどんどん晴れてきました。

 

青空

樹林帯を抜け、一旦平らになっているところへ。

 

弥陀ヶ池

日光白根の下にある弥陀ヶ池。

 

逆さ日光白根山

風も無く穏やかで、鏡のようになった湖面に写る逆さ日光白根。

 

鹿の足跡

日光なので、鹿の足跡多し。

 

もっさん

偶然、山仲間と出会いました。

ここからの斜面が今日の本番。

 

至仏山

昨日登った至仏山。

登り中

菅沼登山口からの北斜面のルートですが、凍結は無し。

もし凍結していたら戻るところでしたが、大丈夫でした。

まあ深夜は曇りで放射冷却は無し。

雪の質もカチカチになるようなものではなかったですしね。

日光白根の山頂

山頂は狭いので、各自写真撮ったらすぐ反対側に降ります。

 

12時下山

12時下山完了。

下山路は、登ってくる登山者と下る登山者の大渋滞でした。

 

2020年10月17~18日。

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