インタプリンター練習会。
2021/6/2
オープンを控えた谷川岳インフォメーションセンター。
所属するインタプリターが館内案内の当番で入るのですが、その館内案内の練習会です。
午前と午後の二回。
午前の部はすぐに終わったので、一ノ倉沢の雪渓に咲くシラネアオイが見たい!という人と一緒に見に行きました。
一ノ倉沢。
雪渓脇のシラネアオイ。
同じくサンカヨウ。
実は私は時間が無くてここまで行けませんでした。
写真だけ、後から送ってもらいました。
私は午前・午後の練習会で講師をしていました。
本当なら午後の講習開始までに余裕で戻れるコースタイムなのですが…やはりインタプリター同士で歩くと、植物観察などに時間を取ってしまって、まったく前に薦めません。
一ノ倉沢を目前にして、時間が無いので走って戻りました。
以下は、インフォメーションセンターから一ノ倉沢直前まで、のんびり歩きながら撮った写真。
谷川岳インフォメーションセンター駐車場。
周囲にも充分な草木が生えています。
タニウツギの花。
ニガイチゴ。
敷地内にモミジイチゴ、ニガイチゴ、クマイチゴそれぞれ咲いているのが確認できました。
イタヤカエデ。
谷川岳の山麓にはアカイタヤとエゾイタヤの二種類が有ると言われたのですが…それぞれの見分け方が分かりません。
『アカイタヤは新芽が赤くて若葉も赤みを帯びる』と聞いたのでその基準だとこれはアカイタヤになるのかと思うのですが…
「若葉が赤いエゾイタヤ」の写真も見たことがあるので、やはりそんな単純には決められないようです。
エゾアジサイのツボミ。
敷地内にエゾアジサイも咲くことが判明しました。
マムシグサ…かな?
ヒロハテンナンショウと混在すると思うのですが、中間的な見た目のが多くてあまり正確に区別が付けられません。
ミズキの花。
ミズキの幹に付いた熊の爪痕。
ハクウンボクの葉の感触を確かめる、インタプリター仲間。
ヤマツツジ。
山の斜面にそって移動すると、垂直分布で咲いてる花が変化していくので、かなりの種類が見られます。
普段歩かないようなイレギュラーな場所を歩いていたら、見たことが無い花を見かけました。
谷川岳やその山麓では見かけないので、名前が分からず家に帰ってから調べました。
最初はマメ科かと思って当たってみたら見つからず、「マメ科に似た花」で調べたらヒメハギという花がヒットしました。
マメ科ではなくでヒメハギ科でした(範囲狭いっ)。
なるほど、マメ科のハギに似てて小さいからヒメハギ。
ハナニガナ。
コナスビ。
これも普段谷川岳や一ノ倉沢コースでは見かけません。
もっと里の山で良く見ます。
イレギュラーな場所から移動して、いつもの一ノ倉沢ハイキングルートへ復帰。
ヤマグワの実。
ムラサキケマン。
これは一ノ倉コースの方でも見かけますが、入口近辺以外はあまり見ません。
一ノ倉沢ハイキングコース。
ラショウモンカズラ。
アオダモの花。
コマユミ。
ウワミズザクラ。
コブヤハズカミキリ。
ミヤマガマズミ。
あともうちょっとで一ノ倉…というところで時間切れになり、走ってインフォメーションセンターまで戻りました。
講師役が遅刻したりしてはまずいですし、走って30分でした。
2021年6月2日。
谷川岳インフォメーションセンター 館内案内練習会。