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スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

越後駒ヶ岳避難小屋泊2023/10/24

晩秋の越後駒ヶ岳。

 

新潟県の名峰、日本百名山の一つでも有る越後駒ヶ岳。

リピーターさんと相談して、避難小屋に泊る一泊二日のプランです。

越後駒ヶ岳、良い山なのですが登ってて大変なのは…前半の尾根の長さ!

登ったり下ったりを繰り返して、全く標高が変わらないまま何時間も歩きます。

 

ここへは旅行会社などのガイドで来る事が多いのですが、朝4時過ぎの歩き出し。当然、近くの宿に前泊です。目覚めるのは深夜。

前泊してそんな大変な日帰り登山をするくらいなら、いっそのこと山小屋泊にして、ゆっくり出発しようというプランです。

JR小出駅

始発の次の便の新幹線に乗ってもらって、小出駅で合流して送迎。

朝ゆっくりで良いですね!

しかも、この時間だと滝雲を見に来る人達と重ならないので、駐車場にも車が停めやすくなります。

 

越後駒ヶ岳冠雪

この時期、冠雪するのは珍しくないのですが、数日前に結構な大雪が降った為、白い部分の面積が多くて紅葉と冠雪の二段構えの景色です。

 

三段黄葉

途中の尾根筋は、まさに秋の紅葉の山!という美しさ。その奥に白い山頂。

三段紅葉が見事です。

 

黄葉のアーケード

黄葉のアーケード。

 

ツツジの黄葉

礫地では、ツツジをメインにした紅葉。

私はズボンは3シーズン用でしたが、シャツや長袖は夏山用で登りました。

勿論、秋冬装備はザックに入ってます。

 

百草の池

ここまで来ると、足元にも雪が。

日差しが強く気温が高い為、雪もぐちゃぐちゃ。

下山してくる人達も、皆チェーンスパイクは外して降りて来てました。

 

雪の上の落ち葉

雪の上の落ち葉。秋ならではの光景ですね。

ミネカエデ。

 

荒沢岳

百草ノ池から先は、急角度で登り始めます。

振り返れば奥深い山々。

 

前駒

前駒で休憩。

 

駒ノ小屋

駒ノ小屋に到着!

 

駒の小屋冬季入口

一階の窓やドアは冬には雪に埋もれる為、破損防止の為に雪囲いで覆われて出入りが出来ません。

冬季用の出入口は二階に有り、ハシゴで登り降りします。

 

山頂へ

山頂への登山道。

積雪も薄く、ぐちゃぐちゃなので、ここもでチェーンスパイクは持ってはいきましたが装着はしませんでした。

 

越後駒ヶ岳山頂

山頂に到着!

上がってしばらくは八海山も見えていたのですが、数分でみるみるガスってしまって見えなくなりました。

良い時に上がれました。

 

駒の小屋に戻り

日が落ちかけると、みるみる寒くなってきました。

早速中に入ります。

 

冬季出入口

厚めの木造りで、いかにも暖かそうな冬季用の扉。

 

食事

水場が有るので、食事はフリーズドライ。

私はこのチキンライスの中にフリーズドライのカレーを入れて食べました。

他にはフリーズドライのスープに、粉末プロテイン、粉末の牛乳。

日本はフリーズドライの技術が進んでいるので、水場の有る行程では大幅に荷物が軽減出来ます。

 

避難小屋の中。

小屋の造りが良いのと、今日は夕方から曇ったために放射冷却現象が起きずに、小屋内が暖かい!

着込み過ぎると暑いくらいでした。

なんというか、昼間は天気が良くて夜は冷えないという贅沢な山行です。

 

月明り

ぼんやり月明り。

 

町灯り

魚沼の町明かり。

この後は、早めに就寝して明日へと続きます。

 

2023年10月24日。越後駒ヶ岳。晴れ。

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