二日目は一ノ倉。
2016/3/2 水曜。
二日続けてご参加のお二人。
今日は一ノ倉コースです。
昨日は玉原へ。
大幽洞窟は数年前に行ったということなので、残る選択肢は一ノ倉コース。
今日は雪が降ってはいますが、時折晴れてくる可能性もあるので向かってみました。
西黒沢。
昨日の寒波で凍った上を渡ります。
雪不足で川が出ているわけではなくて、本来は橋の下を流れているはずの水の流れが変化して、橋じゃないところに流れ込んでしまってるせいです。
野鳥が好きだというお二人。
早速野鳥の群れに遭遇。
シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなどの混群でした。
マチガサワ。
谷川岳がうっすら見えてます。
今日はみなかみ町の他の部分が晴れ間になっても、谷川岳の山頂だけは一日中雲がかかってる感じの予想です。
山頂が見えないとしても、山腹が見えてるだけでもだいぶ違います。
マチガサワを渡って奥へと進みます。
一ノ倉沢に到着。
岩壁がうっすらと見えているので、見えなくなる前に撮影。
私達の後ろを歩いてた人に、シャッターを押していただくように頼んで三人でポーズを取る。
ほんの数十秒の間に一ノ倉が見えなくなってました。
昨日よりはかなり暖かいのですが、それでも少し肌寒いですし雪も降っているのでツエルト設営。
一ノ倉が見えるくらいに雪がおさまるのを待つのにもツエルトがあったほうが良いですし。
二日続けてウドンでは飽きるので、今日はチキンラーメン。
ちゃんと具は工夫してますよ!!
馬蹄形の東側は晴れ間。
白髪門をバックに晴天の撮影。
クルリと振り返って一ノ倉をバックに。
来た時よりもクッキリ見えてます。
それでも白髪門方面に比べると晴天とは言いがたいです。
谷川岳は天気の変化が激しい山なので、こんな状態はしょっちゅうです。
帰り道。
「このコースは動物の生活の痕跡が少ないですね」との声が上がっていたので、川沿いから少し山沿いに移動して、動物の痕跡が多そうなルートへ。
ウサギがアブラチャンの冬芽と枝を食べた跡。
埋まりかけているテンの足跡の先に穴が空いてるのを発見。
穴の中、更にもう一段奥にまた穴が空いている。
ズームで確認すると・・・
雪の下の深いところに倒木が有り、その空間を利用して一晩の宿にしていた模様。
ツリーホールは普通の雪洞よりも暖かいですからね。
動物の痕跡が多いルートから元のルートに戻る下り。
あまり人が通らない道は、雪が深くて歩くのも大変です。
ミズナラの老木。
フキノトウ。
トンちゃんは大好きだそうですが、私は食べ過ぎると胸焼けがしてしまうのでちょっと苦手。
ゴールする少し前から、後ろを振り返るとさっきまで晴れていた東側も真っ白になって吹雪が追いかけてきました。
短い晴れ間でうまく景色が眺められて良かったです。
二日続けてのご参加、ありがとうございました!!
2016年3月2日。
一ノ倉。