水上/スノーシュー

スノーシューガイド/群馬県みなかみ町/ハッピースノーシュー

一ノ倉スノーシュー:2024/1/11

一ノ倉スノーシュー開始。

 

他のコースでは既に開催してましたが、一ノ倉のコースはこの冬最初です。

スノーシューリピーター

リピーターさんがお友達を連れてやってきてくれました。

 

尻滑り

最初はトレースを歩いてましたが、斜面を降りて新雪エリアに移動。

 

キツネの足跡が有るな~と遠くから見つけて、近くで見る為に降りて行ったのですが…近づいてみたら「あれ?テンの足跡だこれ」

よく見ると、キツネの足跡に途中からテンが乗っかって、ラッセル泥棒をした跡でした。

そんな足跡観察をしていると…見かける回数も少ない超小型の足跡を発見。

オコジョの足跡

オコジョの足跡です。

足跡をさかのぼって形跡を辿ってみると、木の根元から出てきた穴を発見。

 

サワグルミの実

サワグルミの実。

今日はお天気も良いので、鳥や動物の痕跡が沢山落ちてます。

食べそこなった実が下に落ちた物ですね。

 

氷瀑

氷瀑の前で撮影。

 

オオバボダイジュの果柄

シナノキに似てますが、オオバボダイジュの果柄。

種子は無くなっています。何かに食べられたのかな?

これだと自然に落ちたのか見分けはし辛いです。

 

テンの足跡。

私達の進むルートに、ずっとテンの足跡が並走してます。

 

ツルウメモドキの実

足元に、ツルウメモドキの実を食べた痕跡が散乱してます。

テンも食べるし、鳥も食べるし、これはどちらが食べた跡なのか。

 

ツルウメモドキ

状態が良いのを見つけ、アップで撮影。

ツルウメモドキの実と殻。

 

 

カエデドコロ

カエデドコロの種子。

殻と一緒に見つけないと、カエデの種子と区別付けづらいですね。

個体差が大きくて、カエデみたいな綺麗な羽状にになってるのと、丸くフリスビーみたいになってるのとか様々です。

 

谷川岳

マチガサワから谷川岳。

雪が薄くて渡渉出来ないので、夏道を移動。

マチガサワ自体は、水量が減っていて、伏流水になっている箇所が夏道です。

 

このコースで良く「マチガサワ渡渉」と表現してますが、正確に言うと「マチガ沢合流部分の湯檜曽川」を渡渉します。

そちらは当然水量が多いので、積雪が少ないと水の中に足を突っ込む羽目になります。

 

ヤドリギの葉

足元にヤドリギの葉の破片。

一ノ倉コースはヤドリギは少なく、風が強いせいか葉が千切れてみずぼらしくなっているのが殆どです。

これも、足元に葉が落ちて無ければ上に有るのを気づかないレベルでスカスカのヤドリギ。

 

一ノ倉岩壁

一ノ倉沢の岩壁の前に到着。

今日は午後から曇りが取れる予報なので、あまり早くスタートしないように、ゆっくり集合したのですが、狙い通り青空もちょっと出てきました。

 

折り返し

お昼を食べて折り返し。

 

堅炭岩

一ノ倉岳から堅炭岩。

角度によって、見える景色が違います。

この角度から見た山脈も美しい。

 

木の縞模様

晴れてくると、雪の上に木々が影を落として縞模様が綺麗。

 

ウサギの足跡

ウサギさんの足跡。

 

武能岳。

武能岳から蓬峠への稜線。

 

冬芽。

何かが木の冬芽を食べた形跡…というかほぼ食べ残していて、雪の上に落ちてました。

風で芽だけ大量に落ちるような物では無いし、一か所にまとまっているので何かが落としたのでしょう。

「9割落ちてる、食べるの下手過ぎですね」

 

実はこの少し前に、余りにも綺麗に食べ過ぎてて、砕けた殻した見当たらずに「何の跡かな~」と思ってた場所が有りました。

帰りにそこで確認したら、殆ど綺麗に食べられてましたが、数個だけ食べそこなった芽が混ざってたので、冬芽の食べ痕だと判明。

「さっきのとここので、食べ方の上手さが違い過ぎますね」と笑ってました。

 

ミズバショウ

春になるとミズバショウが咲くポイント。

あれ…?真ん中の白いの花芽じゃない…?

暖冬のせいで間違えて春の準備しちゃったんでしょうか。

 

ゴール

雪の斜面を転がって出来たロールケーキ状の雪を手に持ってゴール写真です!

 

 

2024年1月12日。一ノ倉沢。

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ツアーレポート

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一ノ倉コース

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